【香港IPO】家電大手のハイアール智家は24香港ドルで取引を開始し、26香港ドル台の高値を付け堅調

ハイアール智家(06690)が12月23日から、香港メインボードで取引開始された。既に上場していたハイアール電器(01169)と株式を交換する形でH株を発行して上場したため、新株を発行しての資金調達はない。ハイアール智家は既に上海でもA株(600690)を上場しているため、重複上場となる。始値は24香港ドルで、高値は26.85香港ドルを付け、堅調な値動きとなっている。
同社は中国国内家電メーカーとしては、美的(Midea)、格力電器(グリー・エレクトリック)に次ぐ第3位。旧・三洋電機の白物家電事業や米ゼネラル・エレクトリックの家電業務などを次々と買収して世界的な家電メーカーとして飛躍したことでも知られる。Haier、Casarte、Leader、GEAppliances、Candy、Fisher&Paykel、AQUAなどのブランドを有し、中国、北アメリカ、ヨーロッパ、南アジア、東南アジア、オーストラリア、ニュージーランド、日本、中東、アフリカを含む世界の160を超える国と地域をカバーしている。(イメージ写真提供:123RF)
ハイアール智家(06690)が12月23日から、香港メインボードで取引開始された。始値は24香港ドルで、高値は26.85香港ドルを付け、堅調な値動きとなっている。(イメージ写真提供:123RF)
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2020-12-23 11:00