<6日の注目銘柄>=日清食HD、ダイセキ、薬王堂HDなど

▽日清食品ホールディングス <2897>
21年3月期の連結業績予想(IFRS)を上方修正。売上収益を従来の4860億円から5000億円(前期比6.6%増)に、営業利益を435億円から530億円(同28.5%増)にそれぞれ引き上げている。売上収益は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う巣ごもり需要の増加で販売が拡大したこと、および湖池屋を連結子会社化したことが主な要因。利益面は増収効果に加え、湖池屋の段階取得に係る差益を計上することが押し上げに働く見込み。
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▽ダイセキ <9793>
21年2月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の490億円から500億円(前期比7.6%減)に、営業利益を84億9000万円から95億円(同12.6%減)にそれぞれ引き上げている。主力の産業廃棄物の中間処理業の受託量、および鉛再精錬事業における鉛相場の前提条件が想定よりも早く回復したことが主な要因。21年2月期第3四半期累計(20年3-11月)の連結業績は、売上高387億400万円(前年同期比5.9%減)、営業利益76億8100万円(同10.7%減)だった。
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▽薬王堂ホールディングス <7679>
21年2月期第3四半期累計(20年3-11月)の連結業績は、売上高835億7000万円(前年同期比10.2%増)、営業利益43億1800万円(同47.7%増)。「ビューティ」は売上高が126億1300万円(同1.6%増)にとどまったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い「ヘルス」が売上高175億2000万円(同12.9%増)、「ホーム」が売上高174億4300万円(同13.3%増)、「フード」が売上高358億3000万円(同10.9%増)に伸長する中、営業利益は通期予想の39億1500万円(前期比横ばい)を超過している。
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▽エアトリ <6191>
21年9月期の連結業績予想(IFRS)を上方修正。売上収益を従来の240億円から243億円(前期比14.4%増)に、営業利益を3億9000万円から4億4900万円(前期は89億9400万円の赤字)にそれぞれ引き上げている。
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▽ナルミヤ・インターナショナル <9275>
21年2月期12月度の単体売上高(速報値)は、既存店が前年同月比0.8%減、全店が同2.3%減で、それぞれ11月度の同5.8%減、同5.5%減から減収率が低下している。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<6日の注目銘柄>=日清食HD、ダイセキ、薬王堂HDなど
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2021-01-05 17:45