<22日の注目銘柄>=ISID、クニミネ、KOAなど

▽電通国際情報サービス <4812>
20年12月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の1050億円から1086億7900万円(前期比7.9%増)に、営業利益を105億円から121億8900万円(同21.0%増)にそれぞれ引き上げている。売上高が、「ビジネスソリューション」および「コミュニケーションIT」を中心に想定を上回る見通しとなった。
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▽クニミネ工業 <5388>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の134億8400万円から144億1900万円(前期比6.6%減)に、営業利益を15億3800万円から21億7600万円(同12.7%増)にそれぞれ引き上げている。主力の「ベントナイト事業」の鋳物関係において国内自動車用途向け需要の回復ペースが想定より速かったこと、および土木建築関係において復興関連の需要が想定より高まったことが主な要因
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▽KOA <6999>
21年3月期第3四半期累計(20年4-12月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の345億5000万円から356億9900万円(前年同期比4.4%減)に、営業利益を9億円から12億3100万円(同20.7%増)にそれぞれ引き上げている。全地域における自動車用途向け、および欧米地域における代理店向けの販売が想定より好調に推移したことが主な要因。
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▽インフォマート <2492>
20年12月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の86億7000万円から87億7700万円(前期比2.8%増)に、営業利益を11億3500万円から14億7400万円(同40.3%減)にそれぞれ引き上げている。新型コロナウイルス感染症の影響が短期では終息しないと推測し、「BtoB-PF FOOD事業」の「BtoB-PF受発注」を利用する飲食店等の食材仕入高が継続的に減少するものと見込んでいたが、第3四半期(20年7-9月)に入り想定していた水準を上回って推移。その取引先である食品卸等の売り手(従量制の料金体系を選択)企業からのシステム使用料等の売上高が増加し、従来予想を上回る見込みとなった。
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▽エイトレッド <3969>
21年3月期第3四半期累計(20年4-12月)の単体業績は、売上高13億3000万円(前年同期比13.7%増)、営業利益5億100万円(同25.3%増)。「パッケージソフト」が売上高8億9300万円(同6.6%増)と順調に拡大する中。「クラウドサービス」が、クラウドサービス市場の成長および新型コロナウイルスの感染拡大に伴うワークフロー需要の拡大を背景に売上高を4億3600万円(同31.5%増)に伸ばして全体をけん引。営業利益の通期予想6億5000万円(前期比10.5%増)に対する進ちょく率は77.1%で、第4四半期(21年1-3月)の営業利益予想は計算上1億4900万円(前年同期比20.7%減)にとどまる。
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▽東京製綱 <5981>
日本製鉄 <5401> が同社株式の公開買付けを決議。買付価格は1500円で、買付けの上限は発行済株式数の19.91%。期間は21年1月22日-3月8日。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<22日の注目銘柄>=ISID、クニミネ、KOAなど
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2021-01-21 17:45