<3日の注目銘柄>=日本光電、MRO、第一建設など

▽日本光電工業 <6849>
21年3月期第3四半期累計(20年4-12月)の連結業績は、売上高1370億4600万円(前年同期比5.8%増)、営業利益155億8600万円(同85.6%増)。国内では補正予算を背景とした新型コロナウイルス対応の医療体制整備に係る需要が下支えとなり、海外では新型コロナウイルス感染拡大に伴う特需が想定を上回る中、「生体情報モニタ」が売上高553億6900万円(同20.3%増)、「治療機器」が売上高305億2800万円(同27.1%増)となって全体をけん引。大幅増益を達成した。
これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高を従来の1840億円から1905億円(前期比3.0%増)に、営業利益を165億円から200億円(同29.0%増)にそれぞれ引き上げている。
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▽MonotaRO <3064>
20年12月期の連結業績は、売上高1573億3700万円(前期比19.7%増)、営業利益196億700万円(同23.8%増)。期中に139万1073口座の新規顧客を獲得し、期末の登録会員数が550万774口座に増加する中、営業利益は従来予想を10億3800万円超過した。
続く21年12月期は連結営業利益246億7800万円(前期比25.9%増)を見込み、21年3月31日を基準日として、1株に付き2株の株式分割を実施すると発表。
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▽第一建設工業 <1799>
21年3月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の490億円から535億円(前期比11.6%増)に、営業利益を35億円から47億円(同17.4%増)にそれぞれ引き上げている。売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響により工事案件の中止や延期等はあるものの、繰越工事の進捗が順調に推移していることが主な要因。利益面は増収効果に加え、通信交通費等の経費削減が押し上げに働く。
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▽セプテーニ・ホールディングス <4293>
21年9月期第1四半期(20年10-12月)のNon-GAAP連結営業利益は12億1500万円(前年同期比97.9%増)で、通期予想の28億5000万円(前期比16.2%増)に対する進ちょく率は42.6%。
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▽ダイショー <2816>
21年3月期第3四半期累計(20年4-12月)の単体営業利益は12億7000万円(前年同期比68.3%増)で、通期予想の8億5000万円(前期比53.1%増)を大幅に超過。
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▽アルインコ <5933>
21年3月期第3四半期累計(20年3月21日-12月20日)の連結営業利益は20億4400万円(前年同期比33.9%減)ながら、通期(20年3月21日-21年3月20日)予想の20億5000万円(前期比38.6%減)に肉薄。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<3日の注目銘柄>=日本光電、MRO、第一建設など
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2021-02-02 18:15