【香港IPO】医療機器メーカー心通医療の初値は公募価格を76%上回る

心通医療(02160)が2月4日、香港メインボードに新規上場した。公募価格12.20香港ドルに対し、初値は76.23%上回る21.50香港ドルだった。その後、22.20香港ドルの高値があり、20香港ドル前後で取引されている。
同社は、心臓弁膜症の革新的な経カテーテル、および、外科的ソリューションの研究、開発、商品化に注力している医療機器メーカー。自社開発の第1世代経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)製品であるVitaFlowTMは、2019年7月にNMPA(国家薬品監督管理局)によって承認され、その後中国で商品化された。中国では5つの承認または商品化されたTAVI製品があり、そのうちVitaFlowTMはウシの心膜を弁組織として利用した最初の製品で、術後合併症の発生率が低いなど高い評価を得ている。また、第二世代TAVI製品であるVitaFlowTMIIは、中国での登録臨床試験を完了している。
心通医療(02160)が2月4日、香港メインボードに新規上場した。公募価格12.20香港ドルに対し、初値は76.23%上回る21.50香港ドルだった。
china,company,ipo,economic,02160
2021-02-04 13:30