ホンダの目標株価をゴールドマン証が引き下げ

 ホンダ <7267> に対して、21日付でゴールドマン・サックス証券がリポートを発行。目標株価を引き下げた。  同リポートでは、ホンダの収益源であるミッドサイズセダンにおける競争激化に言及。競合各社の新車投入により、同社のミッドサイズセダン「アコード」の販売も楽観視できないだろうとコメントしている。  一方、日本やインドネシア・インドなどアジア地域では、新型車が奏功し好調を予想。「2014年は非米国事業が収益をけん引する1年になる」と見通している。  前14年3月期の営業利益予想は、1―3月期に発生した「フィット」のリコール費用200億円を織り込んだことで、8100億円から7900億円に減額。今期予想についても、主力機種のインセンティブ増加を考慮に入れ、9300億円から8900億円に引き下げている。  同証券では投資判断「買い・コンビクション」を継続。ただし、業績予想の引き下げもあり、目標株価は5000円から4700円に引き下げた。  ホンダの22日の株価は、前場は前日終値付近でもみ合っていたものの、後場に入り売り圧力が高まり、午後0時34分に16円安の3420円まで売られている。(編集担当:片岡利文)
ホンダに対して、21日付でゴールドマン・サックス証券がリポートを発行。目標株価を引き下げた。
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2014-04-22 12:30