<18日の注目銘柄>=トレンド、アップル、田中精密など

▽トレンドマイクロ <4704>  20年12月期の連結業績は、売上高1740億6100万円(前期比5.4%増)、営業利益394億6400万円(同4.7%増)。「北米」は2ケタ減益だったが、企業向けビジネスにおいてクラウドセキュリティビジネスはじめネットワークセキュリティビジネスが伸張し、戦略製品が健闘した「欧州」が営業利益を69億8800万円(同30.8%増)に伸ばして全体をけん引。「日本」も営業利益217億4100万円(同4.2%増)と順調に推移する中、連結営業利益は従来予想を17億6400万円超過した。第4四半期(20年10-12月)に限ると営業利益は119億2900万円(前年同期比39.9%増)に増大している。      ◆ ▽アップルインターナショナル <2788>  20年12月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の174億1100万円から195億6400万円(前期比10.9%増)に、営業利益を2億2600万円から3億5700万円(同2.2倍)にそれぞれ引き上げている。「国内事業」は新型コロナウイルスの影響で想定を下回ったが、「海外中古車輸出販売事業」は、4月から5月にかけて各国におけるロックダウンの影響を受けたものの、解除後の急速な回復で売上高が想定を大幅に上回ったことが主な要因。      ◆ ▽田中精密工業 <7218>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の255億円から260億円(前期比18.8%減)に引き上げ、営業損益を12億円の赤字から3億円の赤字(前期は3億2000万円の赤字)へと、赤字幅を縮小させている。新型コロナウイルス感染症や半導体供給不足による自動車生産への影響など不透明な状況は続くものの、増収効果および工場合理化等による支出抑制や販管費抑制等の総費用圧縮に努めた第3四半期累計(20年4-12月)の実績を踏まえた。特に第3四半期(20年10-12月)に限ると、営業損益は6億5500万円の黒字(前年同期は2億6600万円の赤字)へと大幅に改善している。      ◆ ▽エービーシー・マート <2670>  投資有価証券の売却益88億円を特別利益に計上することに伴い、21年2月期の連結純利益予想を従来の122億円から183億8000万円(前期比38.1%減)に引き上げている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <18日の注目銘柄>=トレンド、アップル、田中精密など
japan,company
2021-02-17 16:30