日経平均は続落、様子見気分が強まる=長島和弘

■今日の動きから  4月22日の東京株式市場、日経平均株価は123円61銭安の1万4388円77銭と続落しました。米国株高も15年3月期業績予想を見極めようと様子見気分が強まりました。日経225採用で値上り銘柄数は32、値下り銘柄数は183、変わらずは10。東証1部上場値上り286銘柄、値下り1397銘柄、変わらず121。全33業種中ゴム製品、食料品を除く31業種が値下がり。TOPIXは続落。マザーズも続落。東証REITは反発となりました。  日経平均採用銘柄では、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> やファナック <6954> が続落。主力の日立 <6501> が続落、トヨタ <7203> が3日ぶりに小反落するなど、方向感に乏しい展開となりました。  また、今期業績予想を明らかにした安川電 <6506> が、日経225採用銘柄の値下り率トップで、主力株の15年3月期業績見通しを見極めようと上値追いに慎重姿勢となった。  相場を牽引するような銘柄やテーマが出るまで材料の出た銘柄に物色の矛先が向かうか、値ごろ感の出た材料株にリバウンド狙い買いが入りそうだ。(執筆者:長島和弘)
相場を牽引するような銘柄やテーマが出るまで材料の出た銘柄に物色の矛先が向かうか、値ごろ感の出た材料株にリバウンド狙い買いが入りそうだ。
economic
2014-04-22 15:45