<26日の注目銘柄>=メガチップス、住友電工、明電舎など

▽メガチップス <6875>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の750億円から820億円(前期比24.7%増)に、営業利益を42億円から47億円(同4.8倍)に、純利益を27億円から200億円(前期は17億9200万円の赤字)にそれぞれ引き上げている。売上高および営業利益は、ゲームソフトウエア格納用LSI(カスタムメモリ)を中心としたLSI製品需要が想定を上回ったことが主な要因。純利益は、持分法適用の関連会社で米ナスダック上場の「SiTime社」の株式の一部売却による売却益227億円を計上することによる。      ◆ ▽住友電気工業 <5802>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の2兆8500億円から2兆8700億円(前期比7.6%減)に、営業利益を900億円から1000億円(同21.4%減)にそれぞれ引き上げている。自動車関連製品の売上が想定を上回る見通しとなったこと、および生産性向上によるコスト削減が主な要因。      ◆ ▽明電舎 <6508>  21年3月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の2300億円(前期比10.1%減)で据え置いたが、営業利益を70億円から77億円(同39.5%減)に、純利益を47億円から73億円(同は11.1%減)にそれぞれ引き上げている。営業利益は、産業システム分野の売上が想定より改善する見込みであることが主な要因。純利益は保有不動産の売却により、約32億円の売却益を計上することによる。      ◆ ▽構造計画研究所 <4748>  21年6月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の127億円から135億円(前期比0.5%増)に、営業利益を15億円から17億円(同8.4%減)にそれぞれ引き上げている。21年6月期第2四半期累計(20年7-12月)の業績およびその後の状況を踏まえ業績見通しを精査した結果、売上高および各利益とも計画を上回る見込みとなった。      ◆ ▽ギグワークス <2375>  21年3月31日を基準日として、1株に付き3株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げることにより投資しやすい環境を整えることで、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。      ◆ ▽フォスター電機 <6794>  25日の終値1275円で、26日午前8時45分の東証自己株式立会外取引において上限50万株(自己株式を除く発行済株式数の2.19%)の自己株式の買付委託を行うと発表。株主への利益還元を通して資本効率の向上を図ることが目的。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <26日の注目銘柄>=メガチップス、住友電工、明電舎など
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2021-02-25 18:00