<2日の注目銘柄>=アルチザ、大成ラミック、エムアップなど

▽アルチザネットワークス <6778>
21年7月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の36億円から39億円(前期比20.7%増)に、営業利益を4億8200万円から7億8000万円(同77.8%増)にそれぞれ引き上げている。第2四半期(20年11月-21年1月)において、主力のモバイルネットワークソリューションが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響等により海外は計画を下回ったものの、5G(第5世代移動通信システム)向け製品の追加受注等により国内販売が想定を上回ったことが主な要因。
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▽大成ラミック <4994>
21年3月期の単体業績予想を修正。売上高は従来の263億1000万円から257億5000万円(前期比2.8%減)に減額したが、営業利益を14億8000万円から23億7500万円(同34.9%増)に引き上げている。売上高は、「包装フィルム」において、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛により需要の増加はあったものの、国内で長梅雨による天候不順や低採算取引の見直しにより計画を下回る見込みとなったこと、「包装機械」もコロナ禍での設備投資の先送りに加え、設置および検収時期の遅延等で想定を下回る見通しであることが主な要因。利益面は、「包装フィルム」の国内取引採算の改善、コロナ禍での活動制限に伴う経費支出減少、原材料価格が想定をより下回っていること等が押し上げに働く。
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▽エムアップホールディングス <3661>
取得期間21年3月5日-4月30日の予定で上限2億円、10万株(自己株式を除く発行済株式数の1.1%)の自社株買いを実施すると発表。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を可能とすること、株主還元の拡充、および資本効率の向上が目的。
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▽ヒマラヤ <7514>
21年8月期上期(20年9月-21年2月)および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の278億円から306億1000万円(前年同期比4.1%増)に、営業損益を5000万円の赤字から7億6000万円の黒字(前年同期は5億4900万円の赤字)にそれぞれ増額。通期は売上高を588億円から610億円(前期比5.7%増)に、営業損益を5億5000万円の黒字から13億7000万円の黒字(前期は4億8700万円の赤字)に引き上げている。
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▽ゼネラルパッカー <6267>
21年7月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の82億円(前期比3.8%減)で据え置いたが、営業利益を6億4600万円から7億4600万円(同10.7%減)に引き上げている。
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▽NCS&A <9709>
21年3月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の195億円(前期比13.0%減)で据え置いたが、営業利益を6億5000万円から7億5000万円(同16.3%減)に引き上げている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<2日の注目銘柄>=アルチザ、大成ラミック、エムアップなど
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2021-03-01 18:30