<3日の注目銘柄>=ナルミヤ、ライトオン、アダストリアなど

▽ナルミヤ・インターナショナル <9275>
21年2月期2月度の売上高(速報)は、既存店が前年同月比14.5%増で、全店が同14.4%増。それぞれ1月度の同18.4%減、同18.5%減から大きく改善している。上旬は新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の期間延長に伴って外出自粛が継続し、客数が伸び悩んで売上は低調だったが、中旬以降の気温上昇により春物衣料が好調に推移。また、前年自粛傾向にあった卒業入学式向けのオケージョン商品が非常に好調だった。
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▽ライトオン <7445>
21年8月期2月度の売上高(速報値)は、既存店が前年同月比6.5%減、全店が同9.2%減。ともに減収だが、それぞれ1月度の同23.2%減、同24.8%減から勢いが回復している。新型コロナウイルス感染拡大に伴う全国的な外出自粛、特定都府県での緊急事態宣言の延長、更に2月13日に発生した東北地方の地震による一部店舗の休業等の影響により客数を伸ばす事ができず、前年と比較して営業日数および休日が1日少なかったことも響いたが、全国的に気温が高かったこともあり、春物新作商品は堅調に推移し、イージーパンツやスウェットを中心に在宅需要にマッチしたアイテムが好調に推移した。
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▽アダストリア <2685>
21年2月期2月度の単体売上高(速報値)は、既存店が前年同月比9.6%減、全店が同8.5%減。ともに減収だが、それぞれ1月度の同20.0%減、同20.1%減から勢いが回復している。気温の上昇により中旬から客数が回復しはじめ、特に下旬にかけて春物商品の売上が順調に伸長した。ブランド別では、ローリーズファーム、ジーナシス、ラコレ等が好調で、アイテム別ではパーカーやパンツ類が売上の中心となり、ブーツやロゴバッグが人気だった。
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▽エービーシー・マート <2670>
21年2月期2月度の売上高は、既存店が前年同月比9.8%減で、全店が同8.5%減。ともに減収だが、それぞれ1月度の同25.2%減、同24.2%減から勢いが回復している。
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▽ユナイテッドアローズ <7606>
21年3月期2月度の売上高(速報)は、「小売+ネット通販 既存店」が前年同月比18.1%減で、「全社」が同16.8%減。ともに2ケタ減収だが、それぞれ1月度の同25.4%減、同26.8%減から勢いが回復している。
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▽キュービーネットホールディングス <6571>
21年6月期2月度の国内店舗税抜売上高(速報)は、既存店が前年同月比15.5%減、全店が同14.4%減。ともに2ケタ減収だが、それぞれ1月度の同19.1%減、同18.1%減から勢いが回復している。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<3日の注目銘柄>=ナルミヤ、ライトオン、アダストリアなど
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2021-03-02 17:15