<4日の注目銘柄>=イーレックス、ナトコ、リコーなど

▽イーレックス <9517>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の958億8000万円から1367億円(前期比54.2%増)に、営業利益を83億1100万円から152億円(同66.4%増)にそれぞれ引き上げている。販売電力量の順調な増加による電力小売事業の伸長、卸販売の増加、自社発電所の順調な稼働、相対電源の活用等が主な要因。      ◆ ▽ナトコ <4627>  21年10月期上期(20年11月-21年4月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の80億円から85億円(前年同期比5.1%増)に、営業利益を5億9000万円から8億8000万円(同42.7%増)にそれぞれ引き上げている。「塗料事業」における建材向け塗料、および「ファインケミカル事業」におけるモバイル製品向けコーティング剤の需要が想定を上回って推移していることが主な要因。21年10月期第1四半期(20年11月-21年1月)は売上高43億5300万円(同6.5%増)、営業利益5億1200万円(同71.6%増)だった。      ◆ ▽リコー <7752>  取得期間21年3月4日-22年3月3日の予定で上限1000億円、1億4500万株(自己株式を除く発行済株式数の20.02%)の自社株買いを実施すると発表。株主還元の充実および資本効率の向上を図ることが目的。      ◆ ▽スターゼン <8043>  21年3月31日を基準日として、1株につき2株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。      ◆ ▽モロゾフ <2217>  21年1月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の255億円から256億7000万円(前期比13.1%減)に、営業利益を5億3000万円から7億5000万円(同55.2%減)にそれぞれ引き上げている。売上高は、1月におけるネットや宅配ルートのバレンタイン商品が想定以上に堅調だったことが主な要因。利益面は、増収効果に加え販売人件費や経費が想定を下回ったことが押し上げに働く。      ◆ ▽ロック・フィールド <2910>  21年4月期第3四半期累計(20年5月-21年1月)の連結業績は、売上高329億3400万円(前年同期比16.0%減)、営業利益9億3300万円(同44.3%減)。大幅減益ではあるが、営業利益は通期予想の6億1300万円(前期比29.1%増)を超過している。書き入れ時のクリスマス・年末年始の需要をEC・デジタル領域の活用による顧客の利便性の向上で取り込む中、第3四半期(20年11月-21年1月)の営業利益は11億4600万円(前年同期比21.5%増)に伸長した。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <4日の注目銘柄>=イーレックス、ナトコ、リコーなど
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2021-03-03 17:15