<8日の注目銘柄>=重松製、ティーライフ、イグニスなど

▽重松製作所 <7980>  21年3月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の120億円から126億円(前期比14.7%減)に、営業利益を5億5000万円から7億2000万円(同64.7%減)にそれぞれ引き上げている。新型コロナウイルス感染症拡大により期初から急増した感染症対策用保護具の受注は第4四半期(21年1-3月)に入ってもなお好調を維持している一方、主要顧客の製造業の受注動向も輸出や生産活動の持ち直しを反映して、落ち込み幅が想定よりも小さくなりそうなことが主な要因。      ◆ ▽ティーライフ <3172>  21年7月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の99億600万円から110億2900万円(前期比4.3%減)に、営業利益を5億3000万円から7億円(同41.1%増)にそれぞれ引き上げている。売上高は、コロナ禍における外出自粛の影響で在宅率が上昇したことにより、小売事業ではECモールでの巣ごもり需要に対応した商品が引き続き好調に推移し、卸売事業ではテレビショッピングでのサプリメントの販売が大きく伸長。利益面は、新規顧客開拓を目的とした広告出稿や既存顧客向けカタログの配布効率の改善による広告宣伝費の低減が押し上げに働く。      ◆ ▽イグニス <3689>  「i3」が、1株3000円(5日終値1842円)でMBO(マネジメント・バイアウト)を実施すると発表。      ◆ ▽シップヘルスケアホールディングス <3360>  21年3月31日を基準日として、1株につき2株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、より投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大と株式の流動性向上を図ることが目的。      ◆ ▽ニッタ <5186>  取得期間21年3月8日-5月31日の予定で上限16億円、45万株(自己株式を除く発行済株式数の1.57%)の自社株買いを実施すると発表。資本効率の向上および株主還元の強化に向けた資本政策の遂行を可能とすることが目的。      ◆ ▽トーアミ <5973>  21年3月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の119億円から117億円(前期比10.5%減)に減額したが、営業利益を3億3000万円から4億円(同37.5%増)に引き上げている。      ◆ ▽シュッピン <3179>  21年3月期2月度の月次情報(速報値)によると、売上高は前年同月比10.5%増の31億4900万円で、うちEC売上高は同17.8%増の21億4700万円。Web会員数は前月比4594人増の50万9121人。緊急事態宣言発令下および前年同月より営業日数が1日少ない中で、主軸のカメラ、時計のEC売上高が順調に推移し、EC売上高が大きく伸長した。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <8日の注目銘柄>=重松製、ティーライフ、イグニスなど
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2021-03-05 18:30