トヨタ、中国でのシェア奪還に向け生産拡大へ・・・販売数倍増目指す=中国報道

中国メディア・騰訊財経は21日、トヨタ自動車の大西弘致中国本部長が同日、中国における自動車生産能力を向上させ、現在の倍となる年間販売数200万台を目指すことを明らかにしたと報じた。
記事は、20日に開幕した北京国際モーターショーにおいて大西氏が「欧米の自動車各社が積極展開しており、われわれの販売量は増えたが、中国市場におけるシェアは以前の半分近くにまで下がっている」と語ったことを紹介。
年間販売数200万台という目標について「独自動車大手のフォルクスワーゲンや、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)に後れをとらないようにするために、この数字は最低限必要」と語った一方、具体的なタイムスケジュールについては明らかにしなかったと伝えた。
現在中国で年間約100万台を生産する同社は、一汽グループ、広州汽車グループとの合弁企業を展開している。記事は、大西氏が「長春や成都地域の既存設備を用いて生産拡大が可能」と語ったことを併せて紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C) Sirikorn Thamniyom /123RF.COM)
中国メディア・騰訊財経は21日、トヨタ自動車の大西弘致中国本部長が同日、中国における自動車生産能力を向上させ、現在の倍となる年間販売数200万台を目指すことを明らかにしたと報じた。(イメージ写真提供:(C) Sirikorn Thamniyom /123RF.COM)
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2014-04-22 18:30