<12日の注目銘柄>=ニッパンR、ラクスル、アイモバイルなど

▽ニッパンレンタル <4669>
同社社長の石塚春彦氏が全株式を保有する「赤城」が、1株1050円でMBO(マネジメント・バイアウト)を実施すると発表。
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▽ラクスル <4384>
21年7月期上期(20年8月-21年1月)の単体業績は、売上高133億5400万円(前年同期比19.8%増)、営業損益2億1200万円の黒字(前年同期は2億5900万円の赤字)。主力の「ラクスル」が、需要拡大に向けてテレビCM等の広告宣伝投資を集中的に行う中、新規顧客の獲得が進みリピート購入数も堅調に推移。継続して発注費用の見直しを図ったことで利益率は上昇し、営業利益を9億2300万円(同72.8%増)に伸ばして全体をけん引。単体営業損益は通期のレンジ予想の上限である5000万円の黒字(前期は2億4400万円の赤字)を大きく上回っている。
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▽アイモバイル <6535>
21年7月期上期(20年8月-21年1月)の連結業績は、売上高111億800万円(前年同期比23.3%増)、営業利益25億7700万円(同57.5%増)。「インターネット広告事業」が営業利益5億7000万円(同24.3%増)と順調に推移する中、主力のふるさと納税事業「ふるなび」の貢献で「コンシューマ事業」が営業利益を20億700万円(同76.6%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は通期予想の25億円(前期比11.3%増)を超過している。
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▽大盛工業 <1844>
21年7月期上期(20年8月-21年1月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の22億1300万円から23億6200万円(前年同期比0.6%減)に、営業利益を1億300万円から2億4400万円(同37.0%減)にそれぞれ引き上げている。建設事業および不動産事業の売上が計画より進捗したことに加え、下期(21年2-7月)に計画していた収益性の高い不動産物件の販売が前倒しとなったことが主な要因。
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▽EIZO <6737>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の705億円から750億円(前期比1.9%減)に、営業利益を57億円から72億円(同11.8%増)にそれぞれ引き上げ、一転して増益を見込んでいる。
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▽Fast Fitness Japan <7092>
21年3月31日を基準日として、1株につき1.3株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<12日の注目銘柄>=ニッパンR、ラクスル、アイモバイルなど
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2021-03-11 18:15