<15日の注目銘柄>=GLサイエン、新光商、アジア航測など

▽ジーエルサイエンス <7705>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の265億4000万円から288億4000万円(前期比13.0%増)に、営業利益を31億9000万円から38億円(同39.9%増)にそれぞれ引き上げている。「分析機器事業」および「自動認識事業」は伸び悩んだが、半導体需要の高まりにより「半導体事業」が好調に推移したことが主な要因。      ◆ ▽新光商事 <8141>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の900億円から1000億円(前期比1.6%減)に、営業利益を6億円から13億円(同19.3%減)にそれぞれ引き上げている。主要分野である自動車電装機器関連、産業機器関連の急速な需要回復が主な要因。      ◆ ▽アジア航測 <9233>  21年9月期上期(20年10月-21年3月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の186億8700万円から211億円(前年同期比12.8%増)に、営業利益を24億1400万円から33億円(同9.5%増)にそれぞれ引き上げている。国土強靭化関連業務および再生可能エネルギー関連業務の売上が堅調に推移していることに加え、業務の効率化が進んだことが主な要因。      ◆ ▽東建コーポレーション <1766>  21年4月期第3四半期累計(20年5月-21年1月)の連結業績は、売上高2310億2200万円(前年同期比3.6%減)、営業利益108億6700万円(同28.5%増)。「建設事業」が、原価管理徹底の取組みなどにより営業利益81億9100万円(同8.3%増)と増益を確保する中、「不動産賃貸事業」が、新型コロナウイルス感染症の影響により仲介料収入は伸び悩んだものの、管理物件数の増加に伴う家賃収入および管理料収入等の増加により営業利益を79億9500万円(同12.0%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は通期予想の107億1000万円(前期比16.5%減)を超過している。      ◆ ▽フォースタートアップス <7089>  21年3月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の11億7000万円から12億5000万円(前年同期比1.0%減)に、営業利益を7000万円から1億4000万円(同54.5%減)にそれぞれ引き上げている。新型コロナウイルス感染症の拡大により、主力のタレントエージェンシーサービスにおいて、スタートアップ企業における求人数の減少および採用活動の遅延などの影響が生じているが、タレントエージェンシーサービスにおいて、業務のオンライン化やDX(デジタルトランスフォーメーション)化を進める成長著しい企業の積極採用、および相対的に採用ニーズの強いポジション(経営幹部層・エンジニア等)に対し集中的に営業リソースを投下したことを主因に業績は上ブレる見通しとなった。      ◆ ▽クミアイ化学工業 <4996>  取得期間21年3月15日-22年3月14日の予定で、上限55億円、500万株(自己株式を除く発行済株式数の4.0%)の自社株買いを実施すると発表。資本効率の改善および株主還元の一環として1株当たりの利益の増大を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。21年10月期第1四半期(20年11月-21年1月)は、連結売上高229億2500万円(前年同期比3.7%減)で、営業利益は16億3000万円(同1.1%増)だった。      ◆ ▽ヨンキュウ <9955>  21年3月期の期末一括配当予想について、従来の12円から20円(前期は12円)に増額。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <15日の注目銘柄>=GLサイエン、新光商、アジア航測など
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2021-03-12 18:30