<23日の注目銘柄>=DOWA、ガイシ、東亜建など

▽DOWAホールディングス <5714>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の5636億円から5828億円(前期比20.1%増)に、営業利益を313億円から371億円(同42.9%増)にそれぞれ引き上げている。自動車関連製品およびサービスの受注・販売が第2四半期(20年7-9月)からの回復基調が継続する中、銅、亜鉛、銀、白金族金属など、金属市況が上昇していることが主な要因。
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▽日本ガイシ <5333>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の4450億円から4480億円(前期比1.4%増)に、営業利益を460億円から490億円(同10.9%減)にそれぞれ引き上げている。米国や中国をはじめとする自動車市況の回復を受け、20年1月に上方修正を行ったが、不透明感が強かった第4四半期(21年1-3月)においても為替の円安傾向に加え、中国トラック市場の活況が継続してきたことなどから、再度上方修正することとなった。
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▽東亜建設工業 <1885>
21年3月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の1910億円(前期比0.4%増)で据え置いたが、営業利益を68億円から80億円(同0.5%増)に引き上げている。売上高は想定線だが、国内土木工事および国内建築事業の利益率改善等により営業利益は上ブレる見通し。
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▽ナルミヤ・インターナショナル <9275>
21年2月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の307億7600万円から295億2900万円(前期比10.4%減)に減額したが、営業利益を4億5200万円から10億3600万円(同37.7%減)に引き上げている。売上高は計画未達だが、利益面は、主にプティマインを中心とした直営店舗の業績回復、年間を通して大幅増収となっているeコマースの躍進、コロナ禍における経費削減などが押し上げに働く見通し。
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▽ケア21 <2373>
21年4月30日を基準日として、1株につき3株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<23日の注目銘柄>=DOWA、ガイシ、東亜建など
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2021-03-22 18:45