日経平均は91円高スタート、電産リードと電産コ電は買い気配
23日の日経平均株価は前日比91円64銭高の1万4480円41銭で寄り付いた。米国株高のほか、ドル・円がやや上昇したことも好感された。米国では住宅関連の経済指標が好感され、企業業績への期待感も支えになったという。日経平均は上げ幅を130円超に拡大する場面もみられた。
個別では、日本電産 <6594> が株式交換で完全子会社化すると発表した日本電産リード <6833> 、日本電産コパル電子 <6883> が買い気配スタート。14年3月期業績予想を上方修正したクラリオン <6796> やノジマ <7419> 、14年9月期業績予想を上方修正したアイナボホールディングス <7539> も買われている。14年3月期で大幅増収増益だったジャフコ <8595> も高い。
半面、日本電産は軟調。2社の子会社化と同時に15年3月期業績予想を開示している。14年3月期の純利益予想を下方修正したJXホールディングス <5020> の上値も重い。
なお、きょうは午前中に4月のHSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値の発表を控えている。(編集担当:宮川子平)
23日の日経平均株価は前日比91円64銭高の1万4480円41銭で寄り付いた。
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2014-04-23 08:45