【香港IPO】百度の初値は公募価格を上回るものの、大引けは公募価格割れ

 百度(09888)が3月23日に香港メインボードに新規上場した。公募価格252香港ドルに対し、初値は0.8%上回る254香港ドルだった。その後、256.6香港ドルの高値があったものの、弱くなり、大引けは251.80香港ドルと、公募価格を割り込んだ。  同社は、2000年に設立された中国で最大の検索エンジンプラットフォームであり、2010年には検索結果の表示にAI(人工知能)を導入し、AIに関するリーディングカンパニーと目されるようになっている。  同社は、2020年10月30日現在で中国で最大のAI特許、および、AI特許出願をしている。また、同社のディープラーニングのフレームワークであるPaddlePaddleは2020年12月末現在の累積プルリクエスト数で中国で第1位、世界ではFacebookPytorchに次ぐ2位。そして、Baidu Open AIプラットフォームは、265万人を超えるマンバーの開発コミュニティを擁し、中国最大のオープンAIプラットフォームになっている。(イメージ写真提供:123RF)
百度(09888)が3月23日に香港メインボードに新規上場した。公募価格252香港ドルに対し、初値は0.8%上回る254香港ドルだった。(イメージ写真提供:123RF)
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2021-03-23 15:45