<31日の注目銘柄>=マルマエ、ヤマシタHH、センチュ21など

▽マルマエ <6264>  21年8月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の47億円から49億8000万円(前期比13.5%増)に、営業利益を7億8000万円から10億2000万円(同13.8%増)にそれぞれ引き上げている。半導体分野の市場が過去最高水準の活況であること、FPD(フラットパネルディスプレイ)分野も市場が急回復し受注が増加していること、その他分野では太陽電池製造装置向けの受注があったこと、および採算性の低い受注が減ったことが主な要因。期末配当予想も従来の10円から12円(前期は12円)に引き上げ、年間22円(同17円)配当としている。      ◆ ▽ヤマシタヘルスケアホールディングス <9265>  21年5月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の631億800万円から653億600万円(前期比1.0%増)に、営業利益を5億2400万円から7億3100万円(同30.4%増)にそれぞれ引き上げ、一転して増収・増益を見込んでいる。新型コロナウイルス感染拡大に伴って、取引先医療機関における外来患者数の減少や手術・検査・処置症例の減少により、「医療機器販売業」の業績に一定の影響がみられたが、下期(20年12月-21年5月)に入り、医療機器備品や低侵襲治療機器等の主力商品分野が想定以上に回復したことに加え、空間除菌機器など感染対策機材や各種検査機器等コロナ対策関連商品の需要が増加したことが主な要因。期末一括の配当予想も従来の41円から68円(前期は54円)に引き上げている。      ◆ ▽センチュリー21・ジャパン <8898>  21年3月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の37億6900万円から38億3100万円(前期比63.9%減)に、営業利益を7億9400万円から9億4800万円(同14.2%減)にそれぞれ引き上げている。第4四半期(21年1-3月)における新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言の不動産取引への影響が想定より軽微だったこと、および営業活動のオンライン化や、催事、交際費関連費用などの抑制による経費の削減が主な要因。期末配当予想も従来の20円から25円(前期は25円)に引き上げ、年間45円(同50円)配当としている。      ◆ ▽バイク王&カンパニー <3377>  単体営業利益予想について、21年11月上期(20年12月-21年5月)は従来の4億円から6億円(前年同期比4.0倍)に、通期は8億円から10億円(前期比41.4%増)にそれぞれ引き上げている。      ◆ ▽JCRファーマ <4552>  血液脳関門通過型ムコ多糖症1型治療酵素製剤「JR-171」が、EMA(欧州医薬品庁)よりオーファンドラッググ(希少疾病用医薬品)の指定を受けたと発表。      ◆ ▽西松屋チェーン <7545>  取得期間21年4月1日-6月30日の予定で、上限20億円、164万6000株(自己株式を除く発行済株式数の2.65%)の自社株買いを実施すると発表。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の実行および株主への利益還元が目的。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <31日の注目銘柄>=マルマエ、ヤマシタHH、センチュ21など
japan,company
2021-03-30 18:00