<1日の注目銘柄>=第一生命HD、トランザク、スターマイカなど

▽第一生命ホールディングス <8750>
取得期間21年4月1日-22年3月31日の予定で、上限2000億円、1億7000万株(自己株式を除く発行済株式数の15.25%)の自社株買いを実施すると発表。機動的な資本政策の遂行および資本効率の向上を通じて株主利益の向上を図ることが目的。
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▽トランザクション <7818>
21年8月期上期(20年9月-21年2月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の83億9400万円から90億700万円(前年同期比10.6%増)に、営業利益を10億1400万円から16億1100万円(同54.6%増)にそれぞれ引き上げている。コロナ禍における社会環境や消費者動向の変化に対応し、EC事業の強化・拡大を軸として、成長戦略の重点テーマである3つのプロダクツにおいて、新製品の投入や営業施策等の各種取り組みを強化・推進したことにより、業績は上ブレる見通しとなった。
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▽スター・マイカ・ホールディングス <2975>
取得期間21年4月1日-22年3月31日の予定で、上限3億円、25万株(自己株式を除く発行済株式数の1.4%)の自社株買いを実施すると発表。株主への利益還元の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した資本政策の柔軟性・機動性を確保することが目的。21年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の連結業績は、売上高95億7800万円(前年同期比13.8%増)、営業利益11億1400万円(同5.1%増)で、営業利益の上期(20年12月-21年5月)予想16億300万円(同2.5%減)に対する進ちょく率は69.5%。
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▽川崎汽船 <9107>
21年3月期の連結業績予想を修正。売上高を従来の6120億円(前期比16.8%減)で据え置いたが、経常利益を500億円から750億円(同10.1倍)に引き上げている。持分法適用関連会社「OCEAN NETWORK EXPRESS PTE.LTD.」の運営するコンテナ船事業における旺盛な貨物需要が主な要因。
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▽ODKソリューションズ <3839>
21年3月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の55億円(前期比6.8%増)で据え置いたが、営業利益を4億7000万円から6億4000万円(前期比22.4%増)に引き上げ一転して増益を見込んでいる。外部要員費用や人材紹介手数料が計画よりも少なくなることが主な要因。
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▽平和不動産 <8803>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の345億円から349億700万円(前年同期比25.2%減)に、営業利益を102億円から110億円(同0.9%増)にそれぞれ引き上げ一転して増益を見込んでいる。新型コロナウイルス感染症による業績への影響が想定よりも軽微となる見込みとなったこと、ビルディング事業の営業資産管理費および管理部門の経費の抑制が主な要因。期末の配当予想も従来の32円から42円(前期は31円)に引き上げ、年間74円(同56円)配当としている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<1日の注目銘柄>=第一生命HD、トランザク、スターマイカなど
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2021-03-31 18:30