<2日の注目銘柄>=日電硝子、象印、技研製など

▽日本電気硝子 <5214>  21年12月期上期(1-6月)および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の1250億円から1350億円(前年同期比17.0%増)に、営業利益を90億円から110億円(同41.6%増)にそれぞれ増額。通期は売上高を2600億円から2700億円(同11.2%増)に、営業利益を200億円から220億円(同24.6%増)に引き上げている。薄型パネルディスプレイ(FPD)用ガラスに想定を上回る出荷が続いていること、およびガラスファイバも自動車部品向けを中心に増加していることが主な要因。      ◆ ▽象印マホービン <7965>  21年11月期第1四半期(20年11月21日-21年2月20日)の連結業績は、売上高246億9800万円(前年同期比2.0%増)、営業利益36億4600万円(同28.9%増)。外出自粛に伴うステンレスボトルの需要減などで「リビング製品」の売上高は50億7100万円(同17.7%減)にとどまったが、巣ごもり消費による需要増で主力の「調理家電製品」が売上高を179億7900万円(同9.4%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は上期(20年11月21日-21年5月20日)予想の32億円(同2.5%増)を超過している。      ◆ ▽技研製作所 <6289>  21年8月期上期(20年9月-21年2月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の128億円から132億9300万円(前年同期比8.1%増)に、営業利益を13億円から21億6900万円(同12.9%減)にそれぞれ引き上げている。海外向け製品の販売時期が早まったこと、圧入工事事業において効率化が進み原価の低減が図れたこと、および「GIKENのニューノーマル」として5つのレス「ペーパーレス・通勤レス・出張レス・オフィスレス・社宅(転勤)レス」を推進したことによるコスト削減が主な要因。      ◆ ▽アイティメディア <2148>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の66億円から68億5000万円(前年同期比29.8%増)に、営業利益を19億円から20億円(同70.6%増)にそれぞれ引き上げている。企業のマーケティング活動のオンラインシフトが想定を上回っていることが主な要因。      ◆ ▽篠崎屋 <2926>  これまで未定としていた21年9月期上期(20年10月1日-21年3月31日)の単体業績予想について、売上高15億3700万円(前年同期比5.0%増)、営業利益5600万円(同2.6倍)としている。お買い得感のある「生活応援企画商品」を強化する中、顧客数は前年並みだったが、顧客単価が上昇したことが主な要因。      ◆ ▽ワークマン <7564>  21年3月期3月度の売上高は、既存店が前年同月比11.3%増、全店が同17.9%増で、それぞれ前月度の3.7%減、同2.4%増から勢いを増している。当月は気温の上昇に伴い、Tシャツやトレーニングウエア、ジョギングに対応したアスレシューズなどアウトドア・スポーツ向けの商品が好調に推移したほか、女性衣料ではリラクシングウエアのワンピースやボトムスなどが伸長した。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <2日の注目銘柄>=日電硝子、象印、技研製など
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2021-04-01 17:30