<5日の注目銘柄>=大有機化、三栄建築、岡野バルなど

▽大阪有機化学工業 <4187>  21年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の連結業績は、売上高80億9000万円(前年同期比17.2%増)、営業利益15億3300万円(同36.9%増)。「化成品事業」が営業利益2億4500万円(同40.5%増)と順調に推移する中、半導体材料グループにおける主力のArFレジスト用原料が好調に推移した「電子材料事業」が営業利益を9億7200万円(同37.2%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益の上期(20年12月-21年5月)予想22億6300万円(同5.1%減)に対する進ちょく率は67.7%となっている。      ◆ ▽三栄建築設計 <3228>  21年8月期上期(20年9月-21年2月)の連結業績予想を修正。売上高は従来の584億円から555億円(前年同期比13.6%増)に減額したが、営業利益を31億円から40億円(同34.2%増)に引き上げている。戸建分譲事業において、コロナ禍による住宅需要の高まりから販売が好調に推移していることが主な要因。      ◆ ▽岡野バルブ <6492>  取得期間21年4月5日-11月22日の予定で、上限5000万円、2万株(自己株式を除く発行済株式数の1.17%)の自社株買いを実施すると発表。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行および資本効率の向上を通じて株主利益向上を図ることが目的。      ◆ ▽ナルミヤ・インターナショナル <9275>  21年2月期3月度の売上高(速報)は、既存店が前年同月比40.7%増で、全店が同39.2%増。それぞれ2月度の同14.5%増、同14.4%増から大きく勢いを増している。気温の上昇に伴い、春物から夏物衣料、また、入園、入学、新学期関連商品が好調に推移。前年と比べ休日が2日少ないマイナス要因はあったが、緊急事態宣言解除に伴う来店客の回復もあり好調な推移を示した。      ◆ ▽アークランドサービスホールディングス <3085>  21年12月期3月度の直営店売上高(速報値)は、弁当の宅配も行う「かつや」の既存店が前年同月比0.9%増で、「かつや」を軸とする全店は同21.7%増。それぞれ2月度の同1.0%減、同12.2%増から勢いが増している。      ◆ ▽商船三井 <9104>  21年3月期の連結経常利益予想について、従来の950億円から約1200億円(前期比2.2倍)に引き上げている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <5日の注目銘柄>=大有機化、三栄建築、岡野バルなど
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2021-04-02 18:30