<6日の注目銘柄>=ビックカメラ、キユーピ、ダイセキSなど

▽ビックカメラ <3048>  21年8月期上期(20年9月-21年2月)および通期の業績予想を修正。上期は売上高を従来の4410億円から4212億円(前年同期比3.5%減)に減額したが、営業利益を50億円から102億5000万円(同33.7%増)に増額。通期は、売上高は8960億円から8660億円(前期比2.1%増)に引き下げたが、営業利益を150億円から177億円(同46.7%増)に引き上げている。売上高は、都市部を主なマーケットとするビックカメラの低迷で未達となるが、利益面は、巣ごもり需要やテレワーク需要などを取り込んだ郊外型のコジマ <7513> 、および日本BS放送 <9414> の貢献により上ブレる見通し。      ◆ ▽キユーピー <2809>  21年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の連結業績は、売上高940億8800万円(前年同期比29.3%減)、営業利益63億2400万円(同23.9%増)。物流事業の持分法適用関連会社への移行、国内での外食需要の落ち込みによる業務用商品の販売数量減などにより大幅減収となったが、販管費の抑制や家庭用商品のけん引により、営業利益は2ケタ増益を達成した。      ◆ ▽アダストリア <2685>  21年2月期の連結業績は、売上高1838億7000万円(前期比17.3%減)、営業利益7億6600万円の黒字(同94.0%減)と、ほぼ3月18日に上方修正した数値で着地。一方、22年2月期については、売上高2190億円(前期比19.1%増)で営業利益は65億円(同8.5倍)と、V字回復を見込んでいる。      ◆ ▽ダイセキ環境ソリューション <1712>  21年2月期は、連結売上高149億600万円(前期比6.1%増)、営業利益12億600万円(同2.4%減)。新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んでいた土壌汚染調査・処理事業の需要回復に加え、第4四半期(20年12月-21年2月)から中京エリアにおける大型の中期的なインフラ整備工事関連の処理が始まったこと、およびリサイクルセンター等における業務効率化やコスト削減等を理由に、3月19日に上方修正した、ほぼその数値で着地した。一方、22年2月期については、売上高160億円(前期比7.3%増)、営業利益14億7400万円(同22.1%増)を計画。新設リサイクルセンターの活用最大化による投下資本回収に努め、高付加価値案件の受注に注力するとして、2ケタ増益を見込んでいる。      ◆ ▽クリエイトSDホールディングス <3148>  21年5月期第3四半期累計(20年6月-21年2月)の連結業績は、売上高2523億7400万円(前年同期比8.5%増)、営業利益144億2600万円(同19.1%増)で、営業利益の通期予想178億6000万円(前期比0.4%増)に対する進ちょく率は80.8%。      ◆ ▽暁飯島工業 <1997>  21年8月期上期(20年9月-21年2月)の単体業績は、売上高41億8900万円(前年同期比9.9%減)、営業利益4億1100万円(同26.6%減)。2ケタ減益ではあるが営業利益は従来予想を2100万円超過し、通期予想の6億1000万円(前期比41.1%減)に対する進ちょく率は67.4%となっている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <6日の注目銘柄>=ビックカメラ、キユーピ、ダイセキSなど
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2021-04-05 18:00