<8日の注目銘柄>=ダイコー通産、三光合成、買取王国など

▽ダイコー通産 <7673>  21年5月期第3四半期累計(20年6月-21年2月)の単体業績は、売上高139億5600万円(前年同期比23.2%増)、営業利益9億800万円(同74.6%増)。CATVおよび情報通信関連分野において、FTTH(Fiber to the Home)案件にかかる商材が堅調に推移したことに加え、GIGAスクール構想案件や防災行政無線案件を多数受注したことで大幅な増収・増益を達成した。  これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高を従来の165億円から178億8000万円(前期比15.0%増)に、営業利益を8億600万円から10億3100万円(同35.1%増)にそれぞれ引き上げている。      ◆ ▽三光合成 <7888>  21年5月期第3四半期累計(20年6月-21年2月)の連結業績は、売上高401億4900万円(前年同期比3.3%減)、営業利益18億4800万円(同2.9倍)。「成形品」は減収だったが、好採算の「金型」が売上高を86億4700万円(同10.8%増)に伸ばす中、連結営業利益の通期予想20億円(同2.9倍)に対する進ちょく率は92.4%に達している。      ◆ ▽買取王国 <3181>  21年2月期の単体業績予想を修正。売上高は従来の50億7500万円から48億9300万円(前期比横ばい)に減額したが、営業利益を1億1300万円から1億2500万円(同15.7%増)に引き上げている。コロナ禍の影響で主要商材のファッションが不調のため売上高は未達となるが、店舗運営費用等が想定を下回ったことなどにより、営業利益は上ブレる見通し。      ◆ ▽オートバックスセブン <9832>  21年3月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の2238億円から2160億円(前期比2.4%減)に減額したが、営業利益を76億円から97億円(同27.9%増)に引き上げている。車の利用頻度向上によるメンテナンス用品や、寒波による冬季用品などの拡大した需要を取込んだが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により売上高は未達の見込み。一方、売上高総利益率の改善、販管費の削減などへの取り組みが奏功し、営業利益は上ブレる見通し。      ◆ ▽サーラコーポレーション <2734>  21年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の連結業績は、売上高524億9300万円(前年同期比1.5%減)、営業利益28億7600万円(同21.9%増)で、営業利益の上期(20年12月-21年5月)予想51億円(同8.8%減)に対する進ちょく率は56.4%。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <8日の注目銘柄>=ダイコー通産、三光合成、買取王国など
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2021-04-07 18:00