<9日の注目銘柄>=SHIFT、ツインバド、菱地所など

▽SHIFT <3697>
21年8月期上期(20年9月-21年2月)の連結業績は、売上高202億8700万円(前年同期比58.1%増)、営業利益14億8800万円(同19.8%増)。営業活動の量と質の向上を仕組み化する施策を実施する中、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で一時的に低下していた稼働率が第2四半期(20年12月-21年2月)に改善した結果、売上高で2億8700万円、営業利益で2億8800万円、それぞれ従来予想を超過した。
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▽ツインバード工業 <6897>
21年2月期の連結業績は、売上高125億500万円(前期比2.9%増)、営業利益6億800万円(同3.4倍)で、営業利益は従来のレンジ予想の上限である4億3000万円を超過。22年2月期の業績予想については、上期(21年3-8月)のみ開示。売上高72億円(前年同期比37.5%増)、営業損益4億円の黒字(前年同期は9700万円の赤字)としている。
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▽三菱地所 <8802>
取得期間21年4月9日-22年3月31日の予定で、上限300億円、2200万株(自己株式を除く発行済株式数の1.64%)の自社株買いを実施すると発表。長期経営計画における資本政策の一環として資本効率および株主価値の向上を図ることが目的。
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▽コジマ <7513>
取得期間21年4月13日-6月30日の予定で、上限5億円、50万株(自己株式を除く発行済株式数の0.64%)の自社株買いを実施すると発表。株主還元の拡充および資本効率の向上と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。
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▽かわでん <6648>
21年3月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の185億円から186億円(前期比11.5%減)に、営業利益を11億円から14億5000万円(同64.6%増)にそれぞれ引き上げている。売上高は微増だが、生産の平準化に伴い年間を通じ、臨時的に発生する外部発注費を抑制できたことにより、営業利益は大幅に上ブレる見通し。
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▽柿安本店 <2294>
21年2月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の368億円から372億8900万円(前期比15.1%減)に、営業利益を10億円から13億1400万円(同45.9%減)にそれぞれ引き上げている。第3四半期(20年9-11月)以降における新型コロナウイルス感染症による影響が想定を下回った事、および全社的なコスト抑制への取り組みにより、業績は上ブレる見通し。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<9日の注目銘柄>=SHIFT、ツインバド、コジマなど
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2021-04-08 17:45