<13日の注目銘柄>=オキサイド、東武住販、文教堂HDなど

▽オキサイド <6521>
21年2月期の単体業績は、売上高35億7900万円(前期比16.8%増)、経常利益3億2200万円(同3.1倍)。「光計測・新領域事業」は新型コロナウイルス感染症の影響で売上高5億2500万円(同8.8%減)にとどまったが、5G(第5世代移動通信システム)スマートフォンの増加やライフスタイルの変化などによる半導体需要増により、「半導体事業」が売上高を17億2900万円(同34.9%増)に伸ばして全体をけん引。経常利益は従来予想を4600万円超過した。続く22年2月期は、売上高42億7900万円(前期比19.5%増)、経常利益4億1700万円(同29.1%増)を計画している。
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▽東武住販 <3297>
21年5月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の69億円から73億円(前期比6.6%増)に、営業利益を4億2000万円から5億円(同21.2%増)にそれぞれ引き上げている。期初に中古の戸建住宅を中心に販売用不動産を豊富に揃えていたところ、新型コロナウイルス感染症対策からリモートワークが急速に普及し、郊外の戸建住宅への需要が増えたことがフォローの風となった。
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▽文教堂グループホールディングス <9978>
21年8月期上期(20年9月-21年2月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の94億2000万円から98億4300万円(前年同期比10.6%減)に、営業利益を9000万円から2億1800万円(同0.5%増)にそれぞれ引き上げている。「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」など話題作の牽引でコミックを中心に好調に推移し、新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり需要も業績の押し上げに働いた。
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▽プロパスト <3236>
21年5月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の184億2500万円から184億4700万円(前期比22.1%減)に、営業利益を15億5500万円から16億2400万円(同5.8%増)にそれぞれ引き上げている。売上高はほぼ想定線だが、主力の「賃貸開発事業」で想定以上の利益率を確保できたことにより営業利益は、上ブレる見通し。
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▽コスモス薬品 <3349>
21年5月期第3四半期累計(20年6月-21年2月)の連結業績は、売上高5416億9700万円(前年同期比9.9%増)、営業利益260億1000万円(同33.8%増)で、営業利益の通期予想291億円(前期比横ばい)に対する進ちょく率は89.4%。
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▽キーウェアソリューションズ <3799>
21年3月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の190億円から186億円(前期比0.9%増)に減額したが、営業利益を4億5000万円から6億3000万円(同45.5%増)に引き上げている。
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▽ライク <2462>
21年5月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の540億円(前期比5.7%増)で据え置いたが、営業利益を21億5000万円から31億5000万円(同57.5%増)に引き上げている。
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▽AGC <5201>
21年12月期上期(1-6月)および通期の業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の7500億円から8000億円(前年同期比22.2%増)に、営業利益を450億円から850億円(同4.1倍)にそれぞれ増額。通期は売上高を1兆5300億円から1兆6500億円(前期比16.8%増)に、営業利益を1000億円から1600億円(同2.1倍)に引き上げている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<13日の注目銘柄>=オキサイド、東武住販、文教堂HDなど
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2021-04-12 18:15