<15日の注目銘柄>=ベイカレント、ダイト、FDKなど

▽ベイカレント・コンサルティング <6532>  21年2月期の単体業績(IFRS)は、売上収益428億7300万円(前期比30.0%増)、営業利益135億5100万円(同68.6%増)。前期に採用したコンサルタントの戦力化が進んだことに加え、顧客企業におけるデジタル技術の活用(デジタルトランスフォーメーション)など、企業活動を様々な側面から支援するニーズが増加したことにより、高付加価値化も進展。営業利益は従来予想を25億5100万円超過した。続く22年2月期は売上収益510億円(前期比19.0%増)、営業利益160億円(同18.1%増)と、2ケタの増収・増益を見込んでいる。 同時に、取得期間21年5月1日-8月31日の予定で、上限12億円、4万株(自己株式を除く発行済株式数の0.26%)の自社株買いを実施すると発表。資本効率の向上を図るとともに、1株当たりの株主価値を高め、株主への利益還元を充実させることが目的。      ◆ ▽ダイト <4577>  21年5月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の475億円から489億円(前期比8.7%増)に、営業利益を49億5000万円から59億円(同10.1%増)にそれぞれ引き上げ一転して増益を見込んでいる。政府のジェネリック医薬品使用促進策等の影響により、ジェネリック医薬品向け原薬が順調に推移していることや、製剤も自社開発ジェネリック医薬品の20年新規収載品を中心に順調に推移していることが主な要因。21年5月期第3四半期累計(20年6月-21年2月)は、売上高378億3500万円(前年同期比10.1%増)、営業利益53億3600万円(同16.4%増)だった。      ◆ ▽FDK <6955>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の590億円から610億円(前期比1.8%減)に、営業利益を13億円から17億円(同2.0倍)にそれぞれ引き上げている。モビリティ用途向け各種モジュールや国内外のセキュリティ・スマートメータ用途向けリチウム電池などの売上増が主な要因。      ◆ ▽三機サービス <6044>  21年5月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の118億円から114億円(前期比2.4%減)に減額したが、営業利益を1億600万円から2億3000万円(同43.4%減)に引き上げている。売上高は未達だが、新型コロナウイルス感染症対策として在宅勤務や直行直帰の推進、採用計画の見直しを行ったことや新基幹システムの導入により業務効率が向上したことなど、コスト抑制に努めたことが利益の押し上げに働く見通し。      ◆ ▽エービーシー・マート <2670>  21年2月期の連結業績は、売上高2202億6700万円(前期比19.1%減)、営業利益195億1300万円(同55.0%減)で、営業利益は従来予想を17億1300万円超過。22年2月期は営業利益304億円(前期比55.8%増)を計画。      ◆ ▽エスケイジャパン <7608>  21年2月期の連結営業利益は2億2400万円(前期比63.2%減)で従来予想を400万円超過。同時に、上限1億5000万円、25万株(自己株式を除く発行済株式数の2.96%)の自社株買いを実施すると発表。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <15日の注目銘柄>=ベイカレント、ダイト、FDKなど
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2021-04-14 18:15