<20日の注目銘柄>=イーグル、KOA、シュッピンなど

▽イーグル工業 <6486>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の1283億円から1296億円(前期比8.8%減)に、営業利益を43億円から57億円(同1.2%減)にそれぞれ引き上げている。一般産業機械業界向け事業の需要回復は遅れているものの、自動車・建設機械業界向け事業の需要が欧州をはじめ各地域で想定を上回って回復していることが主な要因。
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▽KOA <6999>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の493億1000万円から503億7800万円(前期比0.7%増)に、営業利益を21億2000万円から23億1700万円(同58.2%増)にそれぞれ引き上げている。日本やアジアにおける自動車用途向けの販売が想定より好調に推移したことが主な要因。
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▽シュッピン <3179>
21年3月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の315億900万円から339億6000万円(前期比2.0%減)に、営業利益を12億2800万円から16億2200万円(同7.6%減)にそれぞれ引き上げている。第4四半期(21年1-3月)において、緊急事態宣言が再発出される中ではあったが、カメラ事業EC売上高が引き続き順調に推移し、時計事業も第3四半期(20年10-12月)に戦略的に行った在庫ラインナップ拡充が販売に大きくつながったことが主な要因。
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▽明豊ファシリティワークス <1717>
21年3月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の39億4500万円から42億2000万円(前期比3.1%減)に、営業利益を7億円から9億円(同0.2%減)にそれぞれ引き上げている。21年2月5日以降、緊急事態宣言が延長されながらも顧客の投資に関する意思決定は大きな影響を受けることなく、むしろ社会的にCM(コンストラクション・マネジメント:発注者支援事業)への期待が高まる中、受注済み進行中プロジェクトは大きな影響を受けることなく進捗し、過去最高だった20年3月期を超える売上粗利益を計上できる見通しに。販管費は想定通りとなる見込みであることから、営業利益は28.6%上ブレる見通しとなった。
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▽SANEI <6230>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の214億円から221億円(前期比3.5%増)に、営業利益を12億円から15億6000万円(同43.4%増)にそれぞれ引き上げている。コロナ後の生活スタイルの変化によりレバー水栓や非接触型の自動水栓の需要がより増している事や、巣ごもり需要によるホームセンターからの受注が根強い事、また、冬に発生した寒波(大雪)により配管部材の受注が大幅に増えた事などが主な要因。
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▽インスペック <6656>
かねてより商談を進めていた海外企業よりロールtoロール型検査装置を複数台受注し、国内企業からも高性能フラットベッド型検査装置を受注。合計約4.8億円の受注を獲得したとしている。
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▽南陽 <7417>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の315億円から324億円(前期比5.6%減)に、営業利益を16億5000万円から18億5000万円(同12.6%減)にそれぞれ引き上げている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<20日の注目銘柄>=イーグル、KOA、シュッピンなど
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2021-04-19 18:00