<22日の注目銘柄>=レッグス、JVCKW、東光高岳など

▽レッグス <4286>
21年12月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の180億-190億円から190億-200億円(前期比10.9-16.8%増)に、営業利益を12億-14億円から16億-18億円(同28.7-44.8%増)にそれぞれ引き上げている。流通顧客向け物販および流通顧客向けプレミアムが想定以上に好調に推移していることが主な要因。また、株主優待制度について、従来は100株以上保有の株主に、オリジナルQUOカード(1000円)1枚を贈呈していたが、200株以上保有の株主に、保有株数に応じて特設ウェブサイト「レッグス・プレミアム優待倶楽部」で利用可能なポイントを贈呈するとした。
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▽JVCケンウッド <6632>
21年3月期の連結業績(IFRS)予想を上方修正。売上収益を従来の2600億円から2730億円(前期比6.3%減)に、営業利益を20億円から48億円(同17.6%増)にそれぞれ引き上げている。第4四半期(21年1-3月)は、新型コロナウイルス感染症再拡大の環境下、半導体を中心とした部品の納入遅延による工場稼働率の低下および物流の滞留と遅延によりグループのサプライチェーンは大きく影響を受けたが、第3四半期(20年10-12月)に引き続き需要および販売が堅調に推移したことに加え、期初から継続している緊急対策プロジェクトの効果発現などにより業績は上ブレる見通しとなった。
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▽東光高岳 <6617>
21年3月期について、連結売上高予想は従来の920億円から919億円(前期比1.5%減)に減額したが、営業利益を23億円から33億円(同42.2%増)に引き上げている。売上高は未達だが、主力の「電力機器事業」における機種構成の変動と原価低減により、営業利益は大幅に上ブレる見通し。
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▽前田工繊 <7821>
21年9月期上期(20年9月21日-21年3月20日)について、連結売上高予想は従来の218億5000万円から216億7800万円(前年同期比弱含みの横ばい)に減額したが、営業利益を22億4000万円から31億1200万円(同10.0%増)に引き上げている。売上高は未達だが、公共工事向け製品における自社製造比率の上昇、アルミ鍛造ホイールを製造・販売する子会社BBSジャパンにおける国内自動車メーカー向けOEM供給やアフター市場向け製品の好調な推移、販管費の削減などにより営業利益は大幅に上ブレる見通し。
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▽東亜ディーケーケー <6848>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の156億6000万円から159億8800万円(前期比1.4%減)に、営業利益を15億2000万円から18億5200万円(同4.6%減)にそれぞれ引き上げている。
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▽アルファCo <3434>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の450億円から475億円(前期比21.1%減)に、営業利益を4億円から8億円(同55.8%減)にそれぞれ引き上げている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<22日の注目銘柄>=レッグス、JVCKW、東光高岳など
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2021-04-21 17:45