<27日の注目銘柄>=山洋電、エンプラス、岩崎電など

▽山洋電機 <6516>  21年3月期の連結業績(IFRS)予想を上方修正。売上収益を従来の768億円から775億600万円(前期比9.6%増)に、営業利益を36億円から48億3000万円(同4.6倍)にそれぞれ引き上げている。主要な販売市場である通信装置やロボット,半導体製造装置などのファクトリーオートメーション市場からの需要が大幅に増加し,それに伴って操業度も上昇したことが主な要因。     ◆ ▽エンプラス <6961>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の285億円から294億円(前期比6.5%減)に、営業利益を16億5000万円から21億円(同2.9%減)にそれぞれ引き上げている。「エンプラ」における自動車市場の回復、「半導体機器」における車載、サーバー用途の需要の高まり、「オプト」における、LED用拡散レンズの国内向け販売の好調、および構造改革や業務の効率化による収益性の向上が主な要因。     ◆ ▽岩崎電気 <6924>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の530億円から535億円(前期比9.7%減)に、営業利益を20億5000万円から29億円(同20.8%減)にそれぞれ引き上げている。新型コロナウイルス感染症対策需要により、空気循環式紫外線清浄機の売上高が想定を上回る見通しとなったこと、および比較的利益率の高い商品の売上が増加したこと、加えてコロナ禍における経費の抑制があったことなどが主な要因。     ◆ ▽アマノ <6436>  取得期間21年4月27日-9月30日の予定で、上限22億5000万円、75万株(自己株式を除く発行済株式数の1.00%)の自社株買いを実施すると発表。株主還元の強化を進める中で、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行および資本効率の向上を図ることが目的。21年3月期の連結業績は、売上高1135億9800万円(前期比14.6%減)、営業利益99億3400万円(同38.6%減)で、22年3月期は売上高1200億円(前期比5.6%増)、営業利益125億円(同25.8%増)を計画している。     ◆ ▽住友化学 <4005>  21年3月期の連結業績(IFRS)予想を上方修正。売上収益を従来の2兆2600億円から2兆2850億円(前期比2.7%増)に、コア営業利益を1350億円から1470億円(同10.8%増)にそれぞれ引き上げている。「石油化学」において製品市況上昇に伴い交易条件が改善したことに加え、「健康・農業関連」や「医薬品」において販管費、研究開発費が減少したことが主な要因。     ◆ ▽第一稀元素化学工業 <4082>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の229億円から234億円(前期比11.8%減)に、営業利益を17億円から20億円(同35.7%減)にそれぞれ引き上げている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <27日の注目銘柄>=山洋電、エンプラス、岩崎電など
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2021-04-26 18:30