<30日の注目銘柄>=サイバー、日電硝子、博報堂DYなど

▽サイバーエージェント <4751>  21年9月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の5000億円から6000億円(前期比25.4%増)に、営業利益を300億-350億円から575億-625億円(同69.7-84.5%増)に引き上げている。第2四半期(21年1-3月)に提供を開始した新規2タイトルの初速の良さに加え、一部新型コロナウイルスの影響を受けながらも広告事業の業績動向が想定を上回っていることが主な要因。     ◆ ▽日本電気硝子 <5214>  21年12月期上期(1-6月)および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の1350億円から1400億円(前年同期比21.3%増)に、営業利益を110億円から150億円(同93.1%増)にそれぞれ増額。通期は売上高を2700億円から2800億円(前期比15.3%増)に、営業利益を220億円から280億円(同58.6%増)に引き上げている。上期は、ディスプレイや自動車関連市場における旺盛な需要を背景に、主力のFPD(薄型パネルディスプレイ)用ガラスやガラスファイバを中心に出荷は堅調に推移する見通し。また、増収効果に加え、FPD用ガラスについて計画を上回るスピードで国内事業場の停電により停止していた生産設備を順次立ち上げることができていることが営業利益の押し上げに働く見込み。通期は、第3四半期(7-9月)以降も主力のFPD用ガラスやガラスファイバを中心に堅調な推移を予想している。     ◆ ▽博報堂DYホールディングス <2433>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の1兆2600億円から1兆2979億円(前期比11.5%減)に、営業利益を300億円から450億円(同18.4%減)にそれぞれ引き上げている。21年2月に公表した従来予想では、当時懸念された緊急事態宣言発出などの影響を考慮し、第4四半期の(21年1-3月)の売上高について保守的な前提をおいていたが、広告市場の回復基調に加えてコロナ禍の中でも好調だった業種の広告需要が追い風となっている。     ◆ ▽ニッパツ <5991>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の5610億円から5720億円(前期比13.9%減)に、営業利益を60億円から110億円(同46.9%減)にそれぞれ引き上げている。     ◆ ▽テクノプロ・ホールディングス <6028>  21年6月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の1565億円から1590億円(前期比0.4%増)に、営業利益を170億円から180億円(同14.1%増)にそれぞれ引き上げている。     ◆ ▽ウィザス <9696>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の160億円から162億7000万円(前期比7.5%減)に、営業利益を5億円から10億8000万円(同23.2%減)にそれぞれ引き上げている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <30日の注目銘柄>=サイバー、日電硝子、博報堂DYなど
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2021-04-28 18:30