<6日の注目銘柄>=伯東、大真空、小松ウオールなど

▽伯東 <7433>  取得期間21年5月1日-22年4月30日の予定で、上限18億円、150万株(自己株式を除く発行済株式数の7.29%)の自社株買いを実施すると発表。株主還元の強化、資本効率の向上、および機動的な資本政策の遂行を図ることが目的。21年3月期の連結業績は、売上高1654億1300万円(前期比8.0%増)、営業利益38億600万円(同57.6%増)で、営業利益は従来予想を3億600万円超過。22年3月期は、売上高1670億円(前期比1.0%増)、営業利益40億円(同5.1%増)を計画している。     ◆ ▽大真空 <6962>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の320億円から331億円(前期比10.8%増)に、営業利益を15億円から20億円(同7.2倍)にそれぞれ引き上げている。5G(第5世代移動通信システム)スマホの立ち上がりやテレワークの拡大による水晶デバイスの旺盛な需要が第4四半期(21年1-3月)も継続し、通信向けや民生向け販売が想定を上回ったことが主な要因。     ◆ ▽小松ウオール工業 <7949>  21年3月期の単体業績は、売上高335億6500万円(前期比10.5%減)、営業利益23億4800万円(同37.3%減)。2ケタの減収・減益ではあるが、適正な利益率の確保、および原価部門における人件費、販管費における交通費、旅費交通費等の経費の抑制により、営業利益は従来予想を8億4800万円超過した。     ◆ ▽岡山県貨物運送 <9063>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。営業収益を従来の384億円から394億円(前期比7.1%減)に、営業利益を7億円から13億2000万円(同8.7%減)にそれぞれ引き上げている。営業収益は、想定よりも貨物取扱量が堅調に推移したことが主な要因。利益面は、運行便の集約、傭車費用などのコスト削減に対する全社を挙げた取り組みが奏功した。     ◆ ▽イチネンホールディングス <9619>  21年3月期の連結業績は、売上高1126億1800万円(前期比14.1%増)、営業利益75億1600万円(同9.3%増)で、営業利益は従来予想を10億1600万円超過している。主力の自動車リース関連事業において、リース契約台数が順調に増加したことに加え、中古車相場が安定的に推移したことによりリース満了車の売却に伴う利益が増加。また、燃料販売において、仕入価格が安定したことにより利益が増加し、合成樹脂事業では主力顧客からの受注が増加した。続く22年3月期は売上高1170億円(前期比3.9%増)、営業利益70億円(同6.9%減)を計画。     ◆ ▽オプティマスグループ <9268>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の231億円から249億円(前期比6.1%減)に、営業利益を6億5000万円から8億6000万円(同34.8%減)にそれぞれ引き上げている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <6日の注目銘柄>=伯東、大真空、小松ウオールなど
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2021-04-30 18:30