<7日の注目銘柄>=アウトソシン、ミスミG、サイバーLなど

▽アウトソーシング <2427>
21年12月期第1四半期(21年1-3月)の連結業績(IFRS)は、売上収益1238億9600万円(前年同期比38.4%増)、営業利益52億600万円(同2.1倍)。「国内技術系アウトソーシング」、「国内製造系アウトソーシング」が順調に推移する中、景気変動の影響を受けにくい米軍施設向けを主力とする「国内サービス系アウトソーシング」が営業利益13億6200万円(同2.2倍)、「海外技術系」が営業利益13億8800万円(同4.2倍)、「海外製造業系及びサービス系」が営業利益13億4800万円(前年同期は1億2400万円)と好調に推移して全体をけん引。連結営業利益の上期(1-6月)予想79億円(前年同期比2.4倍)に対する進ちょく率は65.9%となっている。
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▽ミスミグループ本社 <9962>
21年3月期の連結業績は、売上高3107億1900万円(前期比0.8%減)、営業利益271億9900万円(同15.1%増)。3月25日引け後に、中国において5G(第5世代移動通信システム)や二次電池関連の設備・装置需要が好調に推移するなど、海外の業績がけん引したことを主因に上方修正した、ほぼその数値で着地。続く22年3月期は、売上高3400億円(前期比9.4%増)、営業利益380億円(同39.7%増)を計画している。
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▽サイバーリンクス <3683>
21年12月期上期(21年1-6月)および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の68億9200万円から69億2500万円(前年同期比8.3%増)に、営業利益を3億7400万円から5億1600万円(同8.6%増)にそれぞれ増額。通期は売上高を131億6100万円から133億4100万円(前期比4.4%増)に、営業利益を6億4900万円から7億9100万円(同14.4%減)に引き上げている。上期において、流通クラウド事業や官公庁クラウド事業の一部案件が第3四半期(7-9月)へずれ込む一方、モバイルネットワーク事業における携帯電話端末の販売やNTTドコモからのインセンティブ収入が想定を上回って推移していることが主な要因。
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▽セメダイン <4999>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の255億円から257億円(前期比7.1%減)に、営業利益を11億円から15億円(同22.6%増)にそれぞれ引き上げ一転して増益を見込んでいる。工業関連市場における需要が想定以上に早く回復したこと、および引き続き原価低減や経費の抑制に努めたことが主な要因。
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▽オーベクス <3583>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の47億円から47億5100万円(前期比7.6%減)に、営業利益を1億7000万円から2億6500万円(同21.6%増)にそれぞれ引き上げ一転して増益を見込んでいる。
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▽秀英予備校 <4678>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の106億5000万円から108億1600万円(前期比5.8%減)に、営業利益を1億円から3億7800万円(同34.9%減)にそれぞれ引き上げている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<7日の注目銘柄>=アウトソシン、ミスミG、サイバーLなど
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2021-05-06 18:45