<31日の注目銘柄>=テクノプロH、川口化、山一電機など

▽テクノプロ・ホールディングス <6028>
21年6月30日を基準日として、1株につき3株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家層の拡大と市場流動性の向上を図ることが目的。
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▽川口化学工業 <4361>
21年11月期上期(20年12月-21年5月)および通期の業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の35億円から39億円(前年同期比15.7%増)に、営業利益を1億5000万円から2億5000万円(同3.0倍)にそれぞれ増額。通期は売上高を71億円から76億5000万円(前期比15.4%増)に、営業利益を2億5000万円から3億5000万円(同4.3倍)に引き上げている。売上高は、主要製品であるゴム薬品部門において、自動車関連産業の半導体不足による減産影響が懸念されたが大きな影響は無く、流通在庫を従前より手厚くする傾向が見られ順調に拡大。また、景気回復傾向が顕著な中国の子会社においても大幅な増加となる見込みであることが主な要因。
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▽山一電機 <6941>
取得期間21年6月1日-8月31日の予定で、上限5億円、30万株(自己株式を除く発行済株式数の1.4%)の自社株買いを実施すると発表。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行および資本効率の向上を通じて株主への利益還元を図ることが目的。
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▽アスクル <2678>
21年5月期5月度(20年5月21日-5月20日)の単体売上高は、「BtoB事業」が241億5900万円(前年同月比23.8%増)、「LOHACO」が43億1700万円(同10.0%減)で、合計は284億8300万円(同17.2%増)。前年同月の緊急事態宣言の影響(テレワークの増加、巣ごもり需要等)により、「BtoB事業」は反動増、「LOHACO」は反動減となったが、 両事業とも計画対比では好調に推移した。
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▽大和コンピューター <3816>
21年7月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の26億4000万円(前期比4.6%減)で据え置いたが、営業利益を4億1500万円から4億3000万円(同5.5%減)に引き上げている。第3四半期累計(20年8月-21年4月)において、ソフトウェア開発関連の内製比率の向上により、外注費が減少したことが主な要因。
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▽ヤマウホールディングス <5284>
21年3月期の期末一括配当を従来予想通り42円(前期は13円)で決定。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<31日の注目銘柄>=テクノプロH、川口化、山一電機など
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2021-05-28 17:00