【香港IPO】不動産開発管理の中原建業の初値は公募価格を16.67%下回る

中原建業(09982)が5月31日、香港メインボードに新規上場した。公募価格3.00香港ドルに対し、初値は2.50香港ドルと公募価格を16.67%下回った。安値は2.40香港ドルまであり、2.5香港ドル前後でもみ合っている。
同社は、中国の不動産開発プロジェクトのプロジェクト管理会社の大手企業。不動産開発プロセス全体を通じてプロジェクトオーナーに代わって不動産開発プロジェクトを管理し、用地取得や建設費を負担することなく、アセットライトビジネスモデルで運営している。管理下にあるプロジェクトは、2020年に約570万平方メートルの総床面積販売を記録し、29.2%の市場シェアを表し、2017年~2020年までの総契約販売額のCAGRは71.5%であり、いずれも中国国内で第1位にランク付けされる。また、2020年に新たに契約した床面積は860万平方メートルを達成し、中国のすべてのプロジェクト管理会社の中で第2位にランクされ、10.6%の市場シェアを占めた。(イメージ写真提供:123RF)
中原建業(09982)が5月31日、香港メインボードに新規上場した。公募価格3.00香港ドルに対し、初値は2.50香港ドルと公募価格を16.67%下回った。(イメージ写真提供:123RF)
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2021-05-31 10:45