＜３日の注目銘柄＞＝ＧＣＡ、フェローテク、チエルなど

▽ＧＣＡ <2174> 　２１年１２月期の連結業績予想（Ｎｏｎ－ＧＡＡＰ）を上方修正。売上収益を従来の２６０億円から３４０億円（前期比５６．２％増）に、営業利益を３４億円から４７億円（同７４．２％増）にそれぞれ引き上げている。欧米地域で注力しているテクノロジー／デジタル関連案件が引き続き力強く推移しており、特に欧州地域は非常に好調で、年初からの５カ月で記録的な売上高を計上。米国地域でも受注残が増加しており、想定を大きく上回る見込みのほか、パンデミックの影響を受けた日本／アジア地域も回復が見込まれるなど、受注パイプライン残高は全ての地域において高水準で推移している。 　　　　◆ ▽フェローテックホールディングス <6890> 　２２年３月期上期（２１年４－９月）および通期の連結純利益予想を上方修正。上期は従来の４１億円から８６億円（前年同期は７０００万円）に、通期は７８億円から１２３億円（前期比６．９倍）にそれぞれ引き上げている。半導体ウェーハ持分法適用関連会社「ＦＴＨＷ」の持分の変動に伴う持分変動利益約４５億円を第１四半期（２１年４－６月）に特別利益として計上することとなった。 　　　　◆ ▽チエル <3933> 　取得期間２１年６月７日－９月３０日の予定で、上限３億円、２０万株（自己株式を除く発行済株式数の２．５６％）の自社株買いを実施すると発表。資本効率の向上を通じた株主への利益還元、および経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行を図ることが目的。 　　　　◆ ▽不二電機工業 <6654> 　２１年１月期第１四半期（２１年２－４月）の単体業績は、売上高９億３７００万円（前年同期比１．３％増）、営業利益８６００万円（同１．４％増）。企業における設備投資や生産活動に持ち直しの動きがみられる中、「制御用開閉器」が売上高２億８６００万円（同４．６％増）、「接続機器」が売上高３億８４００万円（同７．０％増）、「表示灯・表示器」が売上高１億２３００万円（同４．２％増）と順調に推移。営業利益の上期（２１年２－７月）予想１億６００万円（同４２．０％減）に対する進ちょく率は８１．１％に達している。 　　　　◆ ▽まぐまぐ <4059> 　従来、無配としていた２１年９月期の期末配当予想を７円（前期は無配）に修正。当期において、想定よりも業績の進ちょくが良好であり、業績動向や財政状態、取り巻く事業環境等を総合的に勘案した結果、期末配当金を修正することとした。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）