<7日の注目銘柄>=ファーマF、エイケン工業、モロゾフなど

▽ファーマフーズ <2929>  21年7月期第3四半期累計(20年8月-21年4月)の連結業績は、売上高337億4800万円(前年同期比3.0倍)、営業損益26億3300万円の黒字(前年同期は2億5700万円の赤字)。「ニューモ育毛剤」がテレビ、WEB広告に加え、新聞広告など紙媒体においても顧客獲得に注力し、既存顧客のリピート購入も増加する中、「通信販売事業」が営業損益を25億6200万円の黒字(前年同期は4億1600万円の赤字)に浮上させて全体をけん引。営業損益は通期予想の20億8800万円の黒字(前期比2.8倍)を超過している。     ◆ ▽エイケン工業 <7265>  21年10月期上期(20年11月-21年4月)の単体業績は、売上高33億8400万円(前年同期比22.5%増)、営業利益3億4000万円(同2.1倍)。売上高で4億5800万円、営業利益で1億1200万円、それぞれ従来予想を超過した。主力の「フィルター部門」において、国内売上が同業者向けおよび商社向けが増加したこと、輸出売上がアジア向けに増加したこと、および生産量の増加に伴って生産効率が向上したことが主な要因。     ◆ ▽モロゾフ <2217>  21年1月期第1四半期(21年2-4月)の単体業績は、売上高71億2500万円(前年同期比5.8%増)、営業利益6億1100万円(同2.9倍)。1月の緊急事態宣言再発出の影響によりバレンタイン商戦は減収となったものの、焼菓子や洋生菓子が堅調に推移したこともあり、全体として増収を確保。売上状況に応じた生産コントロールによる売上原価率の改善、店舗の人員配置の見直しに伴う販売人件費の削減などにより、営業利益は大幅増益を達成し、上期(2-7月)予想の2億6000万円(前年同期は1億3400万円の赤字)を大きく超過している。     ◆ ▽ティーライフ <3172>  21年7月期第3四半期累計(20年8月-21年4月)の連結業績は、売上高83億1800万円(前年同期比11.6%増)、営業利益6億9400万円(同2.0倍)。コロナ禍の巣ごもり需要により「卸売事業」が営業利益3億100万円(同36.1%増)と好調に推移する中、「小売事業」がデジタルシフトの推進、新規顧客開拓やECモールの強化などにより、営業損益を2億1100万円の黒字(前年同期は600万円の赤字)に浮上させて全体をけん引。連結営業利益は通期予想の7億円(前期比41.1%増)に肉薄している。     ◆ ▽タカラトミー <7867>  5月12-31日に27万6500株の自己株式を取得したと発表。同社は5月11日引け後に、取得期間21年5月12日-6月22日の予定で、上限5億円、50万株(自己株式を除く発行済株式数の0.53%)の自社株買いを実施するとしていた。     ◆ ▽ハイレックスコーポレーション <7279>  21年10月期上期(20年11月-21年4月)の連結業績は、売上高1154億9200万円(前年同期比8.4%増)、営業利益34億9400万円(同2.7倍)で、営業利益は従来予想を8億9400万円超過。一方、通期の営業利益予想については、北米を中心に世界的な半導体の不足による自動車メーカーの減産影響が見込まれるなどとして、63億円から56億円(前期は9億5200万円の赤字)に減額。ただ、純利益は投資有価証券売却益により、42億円から70億円(同35億1300万円の赤字)に引き上げている。  同時に、取得期間21年6月7日-8月31日の予定で、上限5億円、40万株(自己株式を除く発行済株式数の1.1%)の自社株買いを実施するとした。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <7日の注目銘柄>=ファーマF、エイケン工業、モロゾフなど
japan,company
2021-06-04 18:15