<8日の注目銘柄>=フジコーポ、システムD、シュッピンなど

▽フジ・コーポレーション <7605>
21年10月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の360億円から370億円(前期比8.1%増)に、営業利益を34億円から38億円(同17.8%増)にそれぞれ引き上げている。全国的な降雪によるスタッドレスタイヤの需要増加に加え、その後も業績が高水準で推移していることが主な要因。21年10月期上期(20年11月-21年4月)は、売上高227億1500万円(前年同期比21.1%増)で、営業利益は28億3700万円(同32.2%増)だった。
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▽システム ディ <3804>
21年10月期上期(20年11月-21年4月)の連結業績予想を修正。売上高は従来の19億8300万円から19億7900万円(前年同期比7.3%減)に減額したが、営業利益を3億3300万円から4億8700万円(同14.5%減)に引き上げている。売上高はほぼ想定線だが、高効率ビジネスを具体化すべく、パッケージソフトの高品質化、ストックビジネスの推進、販管費、外注費等のコストの見直し、改善を進めた結果、営業利益は上ブレる見通しとなった。
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▽シュッピン <3179>
22年3月期5月度の月次情報(速報値)によると、売上高は前年同月比67.6%増の29億7700万円で、うちEC売上高は同43.3%増の22億4300万円。Web会員数は前月比4374人増の52万3153人。緊急事態宣言発令下、主軸のカメラ、時計事業ともにEC売上高が引き続き好調に推移した。カメラ事業においては21年3月末に導入した「AIMD」によって、中古品の買取、販売価格のAIによるタイムリーな適正価格設定とOne to Oneマーケティングとの連動により適正価格での取引が促進され、想定以上に売上高が増加し、利益率も向上している。
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▽アインホールディングス <9627>
取得期間21年6月8日-9月30日の予定で、上限14億円、20万株(自己株式を除く発行済株式数の0.56%)の自社株買いを実施すると発表。資本効率の改善および経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。
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▽マネーフォワード <3994>
21年6月14日付けで、上場市場が東証マザーズから東証1部に変更されることになったと発表。
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▽平安レイサービス <2344>
21年6月21日を予定日として、236万205株(消却前の発行済株式数の16.9%の自己株式を消却すると発表。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<8日の注目銘柄>=フジコーポ、システムD、シュッピンなど
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2021-06-07 18:30