<14日の注目銘柄>=三井ハイ、ヤーマン、JSBなど

▽三井ハイテック <6966>
22年1月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の1100億円から1234億円(前期比26.8%増)に、営業利益を47億円から80億円(同2.1倍)にそれぞれ引き上げている。電子部品事業では情報通信機器向けや車載向け半導体用リードフレームが、電機部品事業では電動車向け駆動・発電用モーターコアの受注がそれぞれ想定以上に好調に推移していることが主な要因。
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▽ヤーマン <6630>
21年4月期の連結業績は、売上高366億3100万円(前期比59.4%増)、営業利益61億1600万円(同2.4倍)。中国国内におけるECによる販売の貢献で「海外部門」が営業利益30億1300万円(同84.7%増)と好調に推移する中、同社直販サイトやモールを中心としたECによる販売、インフォマーシャルによる販売の好調で「直販部門」が営業利益を59億8300万円(同2.8倍)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は従来予想を3億1600万円超過した。続く21年4月期は売上高400億円(前期比9.2%増)、営業利益64億円(同4.6%増)を計画している。
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▽ジェイ・エス・ビー <3480>
21年10月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の520億1700万円から524億400万円(前期比9.0%増)に、営業利益を42億6800万円から48億2400万円(同11.2%増)にそれぞれ引き上げ、一転して増益を見込んでいる。主力の「不動産賃貸管理事業」において、新型コロナウイルス感染症の感染拡大影響による学生の動向や大学等教育機関の動向を考慮の上、全国各エリアにおいて一定の入居率の低下を見込んでいたが、繁忙期の第2四半期(21年2-4月)の入居率は前年を上回った。21年10月期上期(20年11月-21年4月)は、売上高285億5100万円(前年同期比10.5%増)、営業利益46億5800万円(同15.4%増)だった。
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▽稲葉製作所 <3421>
21年7月期第3四半期累計(20年8月-21年4月)の連結業績は、売上高286億2400万円(前年同期比10.8%増)、営業利益22億8700万円(同72.0%増)。持家・分譲一戸建住宅の新設着工戸数は落ち込んだが、暮らしの中での収納ニーズや新型コロナウイルス感染症の対策ニーズなどの高まりにより、主力の「鋼製物置」が営業利益を25億5900万円(同30.4%増)に伸ばして全体もけん引。連結営業利益の通期予想24億6000万円(前期比30.1%増)に対する進ちょく率は93.0%となっている。
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▽神戸物産 <3038>
21年10月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の3410億円から3580億円(前期比5.0%増)に、営業利益を248億円から294億円(同23.3%増)にそれぞれ引き上げている。
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▽ビューティガレージ <3180>
21年4月期の連結業績は、売上高195億9700万円(前期比24.6%増)、営業利益10億円(同37.0%増)で、営業利益は従来予想を1億3300万円超過。22年4月期は売上高230億6100万円(前期比17.7%増)、営業利益13億100万円円(同30.1%増)を計画。
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▽丸善CHIホールディングス <3159>
22年1月期第1四半期(21年2-4月)の連結業績は、売上高519億5500万円(前年同期比16.4%増)、営業利益29億800万円(同2.1倍)で、営業利益の通期予想36億円(前期比7.3%減)に対する進ちょく率は80.8%)。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<14日の注目銘柄>=三井ハイ、ヤーマン、JSBなど
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2021-06-11 18:30