<15日の注目銘柄>=東建コーポ、セルソース、Hameeなど

▽東建コーポレーション <1766>
21年4月期の連結業績は、売上高3098億900万円(前期比4.2%減)、営業利益155億6200万円(同21.4%増)。売上高はほぼ計画線だったが、原価管理の徹底による利益率向上で完成工事総利益額が想定を上回ったこと、入居率が想定を上回って推移したこと、および販管費の抑制などにより、営業利益は従来予想を48億5200万円超過した。続く22年4月期は、売上高3189億5500万円(前期比3.0%増)、営業利益159億6500万円(同2.6%増)を計画している。
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▽セルソース <4880>
21年10月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の25億3900万円から28億1000万円(前期比51.5%増)に、営業利益を5億7300万円から7億5900万円(同82.9%増)にそれぞれ引き上げている。想定以上の提携医療機関数の拡大等による加工受託件数の増加もあり、売上規模は堅調に推移中。加えて、積極的な人財登用・アカデミアとの共同研究等の推進による費用増はあったものの、効率的な事業活動により営業利益は想定を32.6%上回る見通しとなった。
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▽Hamee <3134>
21年4月期の連結業績は、売上高123億6300万円(前期比9.2%増)、営業利益21億7900万円(同24.9%増)。「コマース事業」が営業利益24億9900万円(同13.7%増)と順調に推移した一方、「プラットフォーム事業」が、巣ごもり消費の顕著化やEC利用へのデジタルシフトなど、消費行動の変化による市場拡大の影響によりネクストエンジン顧客企業の受注処理件数も増加する中、営業利益を9億5500万円(同63.0%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は従来予想を4億100万円超過した。続く22年4月期は売上高140億円(前期比13.2%増)、営業利益22億5000万円(同3.2%増)を計画している。
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▽明豊エンタープライズ <8927>
21年7月期第3四半期累計(20年8月-21年4月)の連結業績は、売上高70億8200万円(前年同期比16.7%減)、営業利益6億7800万円(同40.1%増)。「不動産賃貸事業」が営業利益2億9200万円(同13.7%増)と順調に拡大する中、「不動産分譲事業」が、アパート開発事業である「MIJAS(ミハス)」シリーズ8棟、プレミアム賃貸マンション「EL FARO(エルファーロ)」シリーズ1棟の引渡しなどにより、営業利益を4億9300万円(同44.6%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は通期予想の5億9000万円(前期比6.9%増)を超過している。
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▽山王 <3441>
21年7月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の75億円から78億円(前期比1.9%減)に、営業利益を2億円から2億3000万円(同28.4%増)にそれぞれ引き上げている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
(イメージ写真提供:123RF)
<15日の注目銘柄>=東建コーポ、セルソース、Hameeなど
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2021-06-14 18:15