＜１７日の注目銘柄＞＝毎コムネット、コーセル、ファンペップなど

▽毎日コムネット <8908> 　２１年５月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の１６７億円から１７０億１０００万円（前期比５．３％減）に、営業利益を１２億３０００万円から１５億１００万円（同３３．６％減）にそれぞれ引き上げている。「不動産デベロップメント部門」において、販売用不動産は計画通り売却でき、不動産マネジメント部門は、新型コロナウイルス感染症の影響が最小限に収まったことにより、サブリース物件および自社保有物件について１６年連続４月入居率１００％を達成し計画を超過。「課外活動ソリューション部門」は、計画では売上をほとんど見込んでいなかったが、一部旅行商品等の売上が発生したほか、人材ソリューション部門において感染症の影響が想定内にとどまった。 　　　　◆ ▽コーセル <6905> 　２１年５月期の連結業績予想を修正。売上高を従来の２６０億円から２７０億２０００万円（前期比１３．２％増）に、営業利益を２４億２０００万円から３０億２０００万円（同８１．０％増）にそれぞれ引き上げている。前年第４四半期（２０年３－５月）からの新型コロナウイルス感染症の拡大を見越した先行発注による売上増、および経費節減活動や感染症の影響により各種活動が制限されたことによる経費支出の先送りなどにより、営業利益は計画を２４．８％上回る見通し。一方、純利益は、海外子会社の無形固定資産に関する減損損失により、１７億円から１０億７７００万円（同３．６倍）に減額している。 　　　　◆ ▽ファンペップ <4881> 　機能性ペプチド「ＳＲ－０３７９」の第３相臨床試験開始でマイルストーン収入が確定したと発表。一方、２１年６月２４－２８日の予定で、５２万株の立会外分売を実施するとしている。株式の分布状況の改善および流動性の向上を図ることが目的。 　　　　◆ ▽ジャフコ　グループ <8595> 　２１年６月２９日を予定日として、３３３万株（消却前の発行済株式の１１．０％）の自己株式を消却すると発表。 　　　　◆ ▽日本エアーテック <6291> 　新型コロナウイルス感染症対策製品や、半導体工場向けフィルターの需要増に対応し、生産能力増強のため群馬県桐生市に工場用地（１万２８８３平方メートル）を取得したと発表。ここに総２階建て（延床面積約３０００平方メートル）のフィルター専用工場を建設し、２２年７月の稼働を予定している。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）