<21日の注目銘柄>=マルマエ、日本郵政、オキサイドなど

▽マルマエ <6264>
21年8月期5月度の受注残高は、「FPD(フラットパネルディスプレイ)分野」が5億3100万円(前年同月比82.1%増)で、主力の「半導体分野」は、受注、検収ともに順調に推移する中、9億7900万円(同61.3%増)に増大。「その他分野」を合わせた合計は15億3800万円(同70.3%増)に伸長している。
今後の見通しとして、半導体分野は、全般的に好調な中、特にロジック向けの拡大が市場をけん引する状況にあり、受注残の内容から第4四半期(21年6-8月)以降は検収の一段高が見込まれるなかでも、概ね好調に推移する見通し。FPD分野も市場環境は回復傾向にあり、新規顧客からの受注効果も含めしばらく好調が持続しそうな状況。
◆
▽日本郵政 <6178>
21年6月30日を予定日として、7億3212万9771株(消却前の発行済株式の16.27%)の自己株式を消却すると発表。
◆
▽オキサイド <6521>
半導体材料であるGaN(窒化ガリウム)薄膜単結晶の成長に適した新材料単結晶基板「SAM」について、サンプル出荷を開始することを決定したと発表した。SAMは、GaNの格子定数および熱膨張率のミスマッチがサファイアと比較して、それぞれ1/10以下、1/30以下と小さく、基板内の結晶転位密度も低い特長を保有。そのため、SAM上に成長させたGaNは、サファイア上に成長させたGaNと比較して、高歩留まりで且つ転位等の格子欠陥が少なく完全性の高い膜を構成することが原理的に可能となり、従来よりも高性能なGaNの実現が期待できるという。
◆
▽ラクオリア創薬 <4579>
カリウムイオン競合型アシッドブロッカーの用途に関し、中国で出願していた特許について、18日に特許査定の連絡を受けたと発表。これにより、カリウムイオン競合型アシッドブロッカーに対して、食間伝播性収縮運動のphase3収縮の発生によって改善される腹部膨満感、不快感および便秘などの消化管運動低下が関与する疾患または症状を改善する用途に関する権利が認められた。
◆
▽パスコ <9232>
21年6月25日を予定日として、35万2241株(消却前の発行済株式の2.38%)の自己株式を消却すると発表。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<21日の注目銘柄>=マルマエ、日本郵政、オキサイドなど
japan,company
2021-06-18 18:15