小野測器が強調、今12月期1Qは営業益56%増

 小野測器 <6858> が23日午後1時45分に、今12月期の第1四半期業績を発表。株価は直後に13円高(2.9%高)の465円まで上昇している。  同社の1Q決算は、売上高が前年同期比25.6%増の40億6100万円、営業利益は同55.8%増の8億4900万円、純利益は同30.7%増の5億6100万円となった。  顧客指定納期が集中したことに加え、売上高に占める特注試験装置の比率上昇なども寄与。販管費や研究開発費は増加したものの、増収効果が上回ったという。  同社の6月中間期予想は、売上高が64億円(前年同期比10.4%増)、営業利益は8億5000万円(同45.3%増)、純利益は5億5000万円(同22.7%増)の計画を据え置いている。会社側は消費増税や賃上げの影響により「利益の上積みは難しい」と見ているものの、1Q時点で営業利益はほぼ中間期予想に到達、純利益は中間期予想を超過している。(編集担当:片岡利文)
小野測器が23日午後1時45分に、今12月期の第1四半期業績を発表。株価は1時46分に13円高(2.9%高)の465円まで上昇している。
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2014-04-23 14:15