【香港IPO】真珠光沢顔料メーカーの環球新材の初値は公開価格を26%上回る

 環球新材(06616)が7月16日、香港メインボードに新規上場した。公開価格3.25香港ドルに対し、初値は26.15%上回る4.10香港ドルだった。その後、4.25香港ドルの高値を付けた後、3.80まで売られたものの、4.00香港ドル前後に戻してもみ合っている。  同社は、中国で最大の真珠光沢顔料の生産者であり、市場シェアは11.0%を占める。 世界市場では、2020年の売上高で4番目に大きな真珠光沢顔料の生産者であり、市場シェアは3.0%。主力製品は、天然雲母ベース、および、合成雲母ベースの真珠光沢顔料製品で、真珠光沢顔料製品は、一般に、幅広い工業用および非工業用用途で着色剤として使用されている。2020年に中国の真珠光沢顔料市場の48億4390万人民元の15.8%を合成雲母ベースの真珠光沢顔料が占めた。世界の真珠光沢顔料市場の市場規模は2020年に189億人民元に達し、合成雲母ベースの真珠光沢顔料市場は11.7%の市場シェアを占めた。(イメージ写真提供:123RF)
環球新材(06616)が7月16日、香港メインボードに新規上場した。公開価格3.25香港ドルに対し、初値は26.15%上回る4.10香港ドルだった。(イメージ写真提供:123RF)
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2021-07-16 11:15