【香港IPO】住宅用不動産開発会社の三巽集団の初値は公開価格とほぼ同値

 三巽集団(06611)が7月19日、香港メインボードに新規上場した。公開価格4.75香港ドルに対し、初値はほぼ同値の4.76香港ドルだった。  同社は、中国の不動産開発業者で、住宅用不動産の開発と販売に注力している。上海に本社を置き、安徽省に深く根ざし、揚子江デルタでの存在感を確立している。2004年に前身である安徽三雲投資の設立以来、安徽省の不動産市場に戦略的に注力し、安徽省の中核都市から県級都市へと事業を拡大した。また、最近では山東省と江蘇省の不動産市場への進出にも成功している。  2021年4月30日現在、グループは合計44のプロジェクトを実施し、3つの州の12の都市をカバーし、開発エリアは430万平方メートルにおよぶ。完成した物件の総床面積は24万平方メートル、345万平方メートルの総床面積を開発中。61万平方メートルは将来の開発予定地として確保している。(イメージ写真提供:123RF)
三巽集団(06611)が7月19日、香港メインボードに新規上場した。公開価格4.75香港ドルに対し、初値はほぼ同値の4.76香港ドルだった。(イメージ写真提供:123RF)
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2021-07-19 10:30