熊谷組が急騰、前期営業益を大幅上積み

　熊谷組 <1861> が買い気配でスタートし、午前９時３分に１３円高（５．０％高）の２７２円まで買われている。 　同社は２３日引け後、前１４年３月期の業績予想を修正。営業利益の大幅上積みなどが材料視された。 　通期の完成工事高は３１６０億円から３２８８億円（前々期比２６．１％増）に増額。営業利益は３９億円から６６億円（前々期は１１億６７００万円の赤字）に、純利益は３１億円から４３億円（同１０億８３００万円の赤字）に上積みされている。 　同社及び建設子会社における完成工事高の増加、完成工事総利益率の改善などが要因となったという。 　熊谷組の株価は１月７日に年初来高値の３１８円を付けたあと、２月４日に２２５円まで調整している。（編集担当：片岡利文）