BookLive、中国の「淘宝網」に日本の電子コミックを提供開始

 電子書籍を取り扱うBookLiveは2014年4月24日、中国アリババ・グループが展開する登録者約5億人のアジア最大級のショッピングサイト「淘宝網」(タオバオワン)が運営する電子書籍書店「淘宝閲読」において、PCおよびスマートフォン向けにコミックの提供を開始したと発表した。  BookLiveは、4月から、淘宝閲読に対し、竹書房が発行するコミックや同社のオリジナルコミック等を中国語に翻訳・提供を開始し、今後、さらに取扱い作品を拡大、世界中で高い人気を誇る「日本のコミック」の中国配信を積極的に拡大するという。  同社は、すでに昨年、中国4大ポータルサイトの1つである「網易(ネットイーズ)」や、中国インターネットサービスの最大手企業である「騰訊(テンセント)」に加え、会員数7000万人の中国の大手SNSサービス「豆瓣(ドウバン)」といった中国有数の会員数を誇るサービスへ、日本のコミック作品の提供を開始している。今回、新たに「淘宝閲読」への作品提供を開始したことで、さらに多くの中国国内ユーザーに対して、コミック作品の提供が可能になった。  淘宝網(タオバオワン)は、2003年に中国アリババグループが設立した、会員数約5億人の中国最大のショッピング・サイト。中国のオンラインショッピング市場シェアの70%と独占状態にあり、2013年11月11日には、1日で2400億円超を売り上げた。2011年より電子書籍サービスを開始している。(編集担当:八木大洋)
BookLiveは2014年4月24日、中国のショッピングサイト「淘宝網」(タオバオワン)が運営する電子書籍書店「淘宝閲読」において、PCおよびスマートフォン向けにコミックの提供を開始した。
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2014-04-24 11:15