プリマハムが上げ幅縮小、「TPPは継続協議」と伝わる
プリマハム <2281> が続伸。前場に8円高(3.6%高)の232円まで買われた。
24日付の日本経済新聞が、同社の前3月期経常利益が一転して増益予想となり、前々期比約15%増の90億円強に拡大、過去最高を更新したと報じたことが材料視された。ハム・ソーセージなどの売上伸長のほか、コンビニ向けのPB商品や惣菜などが好調となり、食肉相場の上昇の影響を吸収したという。
また、米オバマ大統領がきょう24日まで来日しており、TPP交渉の進展で牛肉の輸入関税引き下げ交渉が進展するとの見方も、同社株の買いにつながった。
ただし、午後に入り、日米首脳会談でTPP交渉が継続協議となったことが伝わると、同社株は上げ幅を縮小。午後1時過ぎには前日終終値の224円まで下げる場面があった。(編集担当:片岡利文)
プリマハムが続伸。前場に8円高(3.6%高)の232円まで買われた。
japan,company
2014-04-24 13:30