日経平均は反落、建設株などが上昇=長島和弘
■今日の動きから
4月24日の東京株式市場、日経平均株価は141円28銭安の1万4404円99銭と反落しました。日米首脳会談にサプライズはなく円高推移を嫌気し、売り直される展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は183、値下り銘柄数は35、変わらずは7。東証1部上場値上り692銘柄、値下り962銘柄、変わらず154。全33業種中非鉄金属、石油石炭製品、保険業、建設業、水産・農林業を除く28業種が値下がり。TOPIXも反落。マザーズも反落。東証REITは反発となりました。
日経平均採用銘柄では、主力の日立 <6501> 、トヨタ <7203> をはじめ、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> 、ソフトバンク <9984> 、ファナック <6954> などが下落し、方向感に乏しい展開となりました。
今期続伸見通しを発表した新日無 <6911> が一時ストップ高と買われたほか、熊谷組 <1861> ・鉄建 <1815> など業績予想を上方修正した建設株が上昇。
相場を牽引するような銘柄はないが、好業績銘柄を中心に物色意欲の旺盛な展開は続きそうだ。(執筆者:長島和弘)
今期続伸見通しを発表した新日無が一時ストップ高と買われたほか、熊谷組・鉄建など業績予想を上方修正した建設株が上昇。
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2014-04-24 15:30